スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

水鳥観察・賢いカワウ

2006-02-25 12:52:34 | 水鳥
午前10時多摩川にて、快晴。川面に突き出したあちらこちらの石の上にカワウが陣取っている。獲物を探している風でもない。向こう岸では、ダイサギが抜き足差し足で進みながら探している。首を長く一直線に伸ばしている。やがて前屈みになって身構えて、一気に水中に頭を突っ込んだ。ファインダーの向こうでキラキラ光る魚が確かに見えたけれど、その一瞬が画像としてはない。驚いたのは、その次の瞬間だ。カワウが一斉にダイサギのそばに飛び込んできて潜ったのだ。彼等はダイサギの動きを注意深く見ていたに違いない。四羽のカワウの漁が始まったのだった。驚いたダイサギは早々と岸に上った。
カメラはコニカ・ミノルタのα7で、レンズは同じメーカーの100~400のズーム。


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10 コメント

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堤防の上から (anikobe)
2006-02-25 13:41:59
望遠がよく効いているので、こんなに離れた場所に陣取って、ファインダーを覗いておれ場、被写体を捉えられるというわけですね。



コンパクトデジカメでは到底そんなことができず、手近な被写体に目を向けて満足しています。



でも、自分に出来ないことには、大きな興味を持って拝見います。
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ぽかぽか陽気 (あまもり)
2006-02-25 15:31:17
このまま春になるのでしょうか。なってくれれば嬉しいですね。

こちらも少し歩けば、コートを脱ぎたくなるほどの陽気です。

ダイサギのこりゃかなわんと言わんばかりの裏の写真最高ですね。表の首を潜らせている写真も珍しい瞬間です。羽を広げて長い首を活かしているんですね。

首の短いカワウはこうはいきません。潜ってしまうんですよね。カモもそうでしたが、潜った場所からだいぶん離れたところでポコッと姿を現す。見る方は面白いのですが、鳥にとっては死ぬか生きるかの戦い。

poloさんに言われてから神崎川のカワウも賢そうに見えてきました(笑)
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anikobeさん、こんにちは (polo181)
2006-02-25 16:25:27
コメントを有難う。そうですよね、4枚目の写真でお分かりのように対岸はかなり遠いです。彼等はそちらにたむろしています。椅子に腰をかけてファインダーを覗いていると、シャッターを切るのを忘れてしまうほど、楽しい姿を見ることができます。ダイサギは定期的にあのクチバシをパクリと開く動作をします。それが、可愛くてカメラに収めたいのだけれど一瞬のことで、どうしても成功しません。飛び上がる前触れは分かりましたから、造作もないけれど。
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あまもりさん、こんにちは (polo181)
2006-02-25 16:34:00
コメントを有難う。本当に、このまま春になってくれると嬉しい。でも、まだまだ寒い日があることでしょう。東京では三月半ばに大雪が降ることがあります。そうでしたね、こちらもとても暖かかった。面白いですね、ダイサギは一生懸命餌を探している。それをカワウが狙っている。さらにそれらを私が狙っている。外部からの光を遮断するためにカメラと私の上半身を覆うべく布を被っているので、誰も話しかけません。だから、観察に集中できます。水鳥達はみな無駄な動きは一切しません。真剣そのものです。でみ、いつかご紹介したいのだけれど、どのトリもとてもユーモラスな動きをすることがあります。未だ撮れない。
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立派な椅子に驚いてます。 (sakura)
2006-02-25 17:07:48
poloさん ごめんなさい。先ずカメラを褒めなくっちゃいけませんでしたね。カメラ2台、三脚、そして大きな椅子。と 此れだけもって出かけるのは大変でしょうね。お家の前で撮影ですか?



私は今日はマクロを持って出かけたいと思いましたが

荷物が一つでもあると動きが取れないので結局望遠カメラだけにしました。

今までコサギとカワウは仲良しね。と主人と話しておりましたがダイサギやコサギの傍にカワウが寄ってくる理由が始めてわかりました。
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川鵜版「漁夫の利?」 (スイポテ)
2006-02-25 20:35:27
川鵜の要領の良さ、あっぱれです。

それにしてもダイサギには気の毒なこと。

せっかくダイサギの射程距離に魚が来た!と思ったら川鵜が潜って横取りですものね。

首を水中に突っ込んでいるダイサギの写真も川鵜の勢いに押されて場所を移るダイサギの写真もよく撮れていますね。

堤防の上からあんなに遠い水場の様子を写しておられるのですね。

いや 恐れ入りました。

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sakuraさん、こんばんは (polo181)
2006-02-25 20:40:34
コメントを有難う。この椅子はアルミ製で折りたたみ式です。自宅から車でやってきます。すぐ下の道路脇に駐車して、機材を運びます。簡単ですよ。たいしたカメラではありません。メーカーは既になく、ソニーに吸収されました。でも、私は昔からミノルタフアンなので。

まだ、断定的なことは言えませんが、カワウはダイサギの動きを眺めているようです。私は今日目撃したのはまさにそうでした。つまり、潜りながら探すよりは、ダイサギあるいはコサギが魚の群を発見するのを待った方が効率が良いということでしょう。
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スイポテさん、こんばんは (polo181)
2006-02-25 20:51:53
コメントを有難う。ダイサギも確かにキラキラ光る魚をくわえていましたから、餌にはありついたと思います。でも、次の瞬間、カワウが突っ込んできました。そして潜り始めましたよ。あちらこちらと動き回るので、ダイサギはそそくさと、岸辺に退きました。なんだか、気の毒になりました。その仕草が滑稽で、一人で吹き出しそうになりました。小さなファインダーで相手の動きを眺めますから、老眼+近眼+乱視のわたしには目の訓練になりそうです。笑 川幅が広いのでこれくらいの望遠がないと見ることができません。撮りたい彼等の愛嬌のある仕草がたくさんあるんだけれど、いまだ成功していません。
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polo山、お早うございます。 (upplain)
2006-02-26 09:07:00
冷たい雨の降る朝です。

土手に差している陽の光も、何となく春を思わせるような温みを感じます。

その土手の桜の蕾、大分ふくらんできていますか。

工事中なのであまり土手には行かないのですが、こちらの桜は大分フックラと蕾がふくらんできました。とはいえ、後一ヶ月ほど先でしょうが、待ち遠しい春ですね。

これがpoloさんの道具一式ですか。

私は、ザックに一式を入れ三脚を担いで出掛けています。

又暫く天気が悪いようで、部屋住まいが続きそうです。きょうは、大沼のワカサギ釣り風景をアップします。
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upplainさん、こんにちは (polo181)
2006-02-26 11:58:13
コメントを有難う。こちらも冷たい雨が降っています。サクラの蕾はまだまだ小さくて、この冬の寒さの影響が残っているようです。こちらでは、来月の半ばにならないと寒さは和らぎません。当分、”冬ごもり”です。道具一式は他にもありますが、たいしたものではありません。ザックですか。遠出をするときには必要ですね。妻のお古を洗って、それを譲り受ける予定です。ワカサギ釣りですか。後ほどお邪魔します。
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