スケッチブック

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私の好きな京都 ②

2005-09-26 13:11:38 | Weblog
京都花園仁和寺(にんなじ)世界遺産。創建888年。真言宗。寺によって方針が随分と違う。ほとんど、どこも撮影禁止だけれど、この寺はふすま絵もバシバシと撮影できた。のんびりゆっくりと見学が出来た。銀閣寺などでは、立ち止まって記念撮影などしようものなら、係員が「立ち止まらないでください」と注意をする。人の流れを遮るものは排除するといったえげつない態度だ。左は仁和寺回廊から眺めた南庭の白川砂です。

広い縁側に腰を掛けて座って眺めていると通り抜ける風が心地よくて時を忘れてしまう。強い陽射しの下、砂利を踏んで登ってきたので汗びっしょりだった。みるみる乾いてさらりとしてくる。私は京都に来ると必ず一回はニシンそばを食べることにしている。京都を除くとどこへ行っても山菜ソバとか天ぷらソバだ。大阪では巨大なアブラアゲが乗ったケツネウドンが美味しい。でもニシンそばは京都にしかないのだ。なぜ京都人はニシンが好きなのだろう。山に囲まれて居て海から遠いから、甘辛く煮付けて日持ちのするニシンしか手に入らない時代があったのかも知れない。仁和寺を出てすぐの処に「うどん・そば」の旗を見た。妻はあの臭みが嫌いだといって、山菜ソバを注文したのだった。仁和寺のホームページ
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6 コメント

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きれいですね (あまもり)
2005-09-26 23:34:35
いずれにもおおきな画像がリンクされていて、その美しさを堪能できますね。素晴らしい。

京都のお寺の方針もそれぞれみたいですね。

京都の人はなんであれほどニシンそばが好きなのか私も不思議に思います。ニシンはその昔、北前船で北の海から届いたニシンなんでしょうか。
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poloさん、お早うございます。 (upplain)
2005-09-27 07:24:27
夕べ降った雨が、木々を濡らしていて一寸寒い感じです。

拝観料、入園料は、鎌倉の小さな尼寺などでも払わなければならない世の中、入っても何かがあるわけでないのに。

平和な日本だからこそ、国民にゆとりができ寺寺社仏閣を廻るほどになってきたのでしょう。いいことですよね。



所でケツネウドン、心斎橋の松葉屋 大きなオアゲさんと薄口の汁、大阪支社に行った時には昼はもっぱらそれでした。懐かしいです。にしん蕎麦は、身欠きにしんがよーく味がしみていて、それを噛むと軟らかく一寸渋みがあって、何か食べたくなってしまいました。

賀茂の方の、小さなお蕎麦屋さん、と云うより庵のような所で食べました。名前は?

何れにしても、タンパク質を摂る京都人の知恵ですね。
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おおらかですね (anikobe)
2005-09-27 09:59:53
素晴らしい襖絵も写真バシバシ。

仁和寺はおおらかなお寺ですね。

まだ行った事がありません。

訪れてみたいです。
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あまもりさん、こんにちは (polo181)
2005-09-27 14:52:04
コメントを有難う。そうだ!北前船です。ニシンは乾かすと長持ちしますから、それで京都人はニシンを沢山買い入れたのでしょう。彼らにとって蛋白源は湯豆腐と湯葉しかなかったでしょうから、これで納得です。笑 私は和歌山生まれですから魚は豊富だった。毎日自転車にトロ箱をくくりつけて新鮮な魚を売りにやって来た。母はその場で選んでさばいてもらって、夕食に出た。当時でも冷凍技術は遅れていたから、京都までは運べない。この謎は解明できましたね。センキュー!
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upplainさん、こんにちは (polo181)
2005-09-27 14:58:00
コメントを有難う。鎌倉に出かけても京都よろしく、駐車料金や拝観料などしこたま取られます。ちょっといまいましいけれど、見たいものは見たいし。仰るとおり日本は豊になった。うん。

貴方もあの巨大なおあげさんが入ってケツネウロンを食べましたか。あれはお世辞なしに美味しい。関東ではとても食べられません。私も大阪では必ず注文します。寒いときは熱燗一杯やるとご機嫌だ。

貴方の蛋白源の言葉で京都人のニシン好きの謎が解けました。笑 ありがとう。
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anikobeさん、こんにちは (polo181)
2005-09-27 15:04:14
コメントを有難う。仁和寺を見物する場合は、先に妙心寺の駐車場に車を止めて(無料)そこから歩いて仁和寺に回れば経済的です 笑。妙心寺の八方睨みの龍も見応えがあります。もっとも仁和寺は広大な敷地を持っていますから、大切な宝物は公開していないのかもしれませんが。見物させてもらうのだから、ある程度の出費もしょうがないことでしょう。
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