我が町では毎年9月、10月の二ヶ月間に65歳以上の人の健康診断が行われる。検査項目は、身長、体重、握力、片足立ちの時間、直線上の歩行時間、血液、肺のレントゲン、眼底撮影、心電図、大腸癌の便検査などだ。毎年1項目を除いてすべて正常と出る。片足立ちなんかは20秒でクリアーのところを一分経過してもまだ静止の状態で立っていることができた。なにもかも健康そのものだ。
だが長年どうしても正常値に入らない項目 . . . 本文を読む
雨の中傘をさして散歩に出た。東西南北どちらへ歩こうかと迷っているうちに、足は自然にいつものコースに向いている。8月26日以来の散歩だけれど体は軽い。一方、心は軽くはない。いつもバー君と歩いた道だ。それ以来娘は階下のソファーベッドでバー君のそばで寝ているという。なかなか良いところがあるなぁと思いながら歩く。雨は降るともなく降っている。小糠雨だ。
余命わずかなのに不思議なほどに元気なので、病院に連れて . . . 本文を読む
背丈60㎝ほどのミカンの木です。前にも書きましたが和歌山で買ったミカンの種をまいたら芽が出て10年ほどになる植木です。春には綺麗な葉っぱをカラダ一杯につけて清々しい姿になる。どういう訳かアゲハチョウはこの木が気に入っているらしく春から夏にかけてどこからとなく飛んできては卵を産み付ける。ご近所のあちらこちらに似たような木があるのだけれど、一向に見向きもしない。卵の数を数えたことがあるが、多いときには . . . 本文を読む
なんだか差し障りのありそうな表題ですが、私達の場合一緒になってから40数年になるのだけれど、どうしてもすれ違うところがある。上は輸入物のピックルス(キュウリの酢漬け)。サラダが出されたら片隅にこれがひとかけら乗っかっていないとどうも淋しい。朝食には欠かして欲しくない一品なのだ。しかし彼女はその習慣あるいは嗜好がないからついつい忘れてしまう。出すのを忘れるのではなくて買ってくるのを忘れるのだ。男が食 . . . 本文を読む
新聞広告を見て映画を見に行きました。題名を書くと差し障りがあるのでご勘弁いただきます。週日とあって、劇場に集まっていたのはほぼ老人ばかり。それも女性が圧倒的に多かった。随分と時間前に着いたので、喫茶店にはいったが、ここもほぼ女性の場所だった。男性の老人は何処で何をしているのだろうと気に掛かった。さて、その映画だが貧乏侍がお家騒動に巻き込まれて悲しい運命を辿ると言った筋書きだが、全体として訴えてくる . . . 本文を読む
バークレー(ラブラドール犬、8歳黒雄)が余命三ヶ月と宣告されたと同じ頃(八月中旬)に、八ヶ岳のベランダに貼り付いていたカラマツの赤ちゃんを引き抜いて植木鉢に移植した。新しい命が始まったのだった。やっと芽を出したばかりで背丈はツマヨウジより短い。育てば電柱を越す巨木になるのだが。
我が岳麓荘は標高1500メートルあたりにあるから冬は時に1メートルの雪に埋もれる。その厳しい環境に耐えられるかどうか心 . . . 本文を読む
新聞の広告に昭和記念公園のコスモスが満開だとあったので、さっそく行ってみた。見渡すかぎり一面のコスモスで、折からの涼しい風に揺られていた。多くのカメラマンが三脚を立てて撮影に余念がない。実質経済成長は長い低迷から脱却しつつある。完全失業率も低下に転じた。株価は上昇している。そのようなせいか見物客はみな華やいで見えた。ついに暗いトンネルを抜けきるか。
紅葉が進む木立の下で、アイスクリームやサンドウ . . . 本文を読む
昨日公園で撮影した。それほど寒くないのだが、もう色づいている。広い庭園を眺めながらお弁当を広げる人もいた。足漕ぎボートで遊ぶ親子がとても微笑ましい。
妻の自転車の前タイヤがすり減って白い繊維部分がむき出しになっていた。自転車そのものが不用となった友人から貰ったもの。もう二十年は経っている骨董的自転車だ。でも昔の日本製だから頑丈で壊れない。使い捨ての9800円の品物とはまるで違う。妻は「新 . . . 本文を読む
近くの公園を散策して被写体を探して回った。樹木は既に紅葉が始まっていた。今年は寒暖の差が大きいからさぞかし綺麗な紅葉がみられることでしょう。巡り巡って2時間チョット。出てきたところで見たのがこの一枚。手前が鶏頭だがあとは知らない。
人間40を過ぎると体に何かと不具合が生じてくる。腰痛であったり、偏頭痛、不眠、イライラとか何かしらあるだろう。100%健康だと言う人は例外的存在だ。それらの不具合と上 . . . 本文を読む
ご存じ浅草。東京の名所の一つ。東京では最も古い寺らしが戦災で消失して昭和33年に再興されたらしい。それ以来国宝ではなくなった。約1キロ続く仲見世を一軒一軒物色しながら歩くと本堂まで1時間はかかるだろう。山門の両脇にそれぞれ風神、雷神が祀られているので雷門と呼ぶらしい。浅草橋から地下鉄で二駅。アクセスも良好。一度、ご覧あれ。外国人がお賽銭を投げ入れて手を合わせて居るのを見ると、とても微笑ましく . . . 本文を読む