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一般質疑を終えて⑤-質疑の概要と解説③

2012-02-02 | 活発!な活動報告
 これで最後です。お付き合い下さい。

③富士山静岡空港の国際便増加に向けた取り組みとシンガポールとの関係促進について

問(鈴木) 人口減少や空港間競争の激化という状況の中、静岡空港に残された時間はあまりない。格安航空会社(LCC)による国際便の誘致やシンガポールとの定期便就航の早期実現を目指すべきではないか。

答(県) LCCの新規就航については、できる限り早期に実現するよう粘り強く誘致を続ける。シンガポールとの関係促進については、現地の外部人材を活用するなどしてシンガポールにある県の駐在員事務所の機能強化を図りながら、幅広い経済を中心とした交流を促進したい。また、そうした交流の発展を見極めながら、航空会社に路線就航を働きかけていきたい

解説: 妻がシンガポール人ということもありシンガポールにはほぼ毎年のように行っています。行く度に感じるのは、常に変化し続ける、人や情報が日本では考えられないほど行き交う都市国家だということです。日本は1億2千万人を超える人口をかかえるにもかかわらず、日本を訪れる外国人は平成22年で約950万人(平成23年は大震災等もあり約714万人)です。一方、シンガポールは国籍や永住権を持つ人口が約380万人と静岡県と同程度ですが、年間の外国人入国者数は1千万人を超えています。国土も小さく、資源らしい資源が日本以上に無いシンガポールにとって、とにかく多くの人や情報(そしてモノやカネ)を引きつけて関係を深化させることが同国の生き残りには欠かせないのです。そうしたシンガポールとの関係を発展させることができれば、とても「効率よく」人脈や情報等を得ることができるのですから、シンガポールと静岡そして日本との関係促進に、私も微力ながら貢献していきたいと考えています。


※本国のシンガポール航空事務所を訪問し静岡空港をアピール!(平成23年8月)


※1月26日静岡新聞夕刊記事。ついに本腰を入れるか!と思い、具体的に何をするのか県の担当者に確認したところ、来年度も引き続きLCCも含め新たな就航便の実現に向けて努力するが、記事が言うように何か新たに取り組むという訳ではないとのことです。ただ、既にある需要をかき集めるだけの取り組みでは大したことはできないのですから、新たな静岡への観光需要をアジアで大々的に創り上げるつもりで取り組んで頂きたく思います。自分も微力ながら頑張ります。

 お読み下さり、ありがとうございます。







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