とうとう父のことが心配で

この晩十郎太を

父のもとにおいてきました

昨日岡山から帰ってきて

一人暮らしの父でした

岡山はどうして

どうして住み心地が良くなかったのでしょうか

それより

住み慣れたこの山がよかったのでしょうか

けれどやっぱり一人は

寂しかったのでしょう

十郎太をおいてくることにしました

ここのところ

父は食も進まず

水ばかりで

ほとんど寝てばかりの生活

のようでした。

やっぱり心配で

十郎太が来ると

見てはっきりとわかりました

すごく元気になり

少しづつですが

何かを食べ始めた

父でした

少しほっとした私達でした