ちょっと見て、古民家研究

こんばんは。

お元気ですか。

夜はぐっと寒くなってきましたね。

今夜は、高知よりまだ東にある

野市というところで

古民家再生セミナーへ

行っておりました。

高知県で、古民家再生活動を

新規事業としてやっている

唯一の工務店があります。


一昨年から始めたようです。

その年、確か国か県の

新規事業促進助成制度が

始まっていたと思います。

その時、県に認定された

事業のように思います。

中古住宅再生事業を

国県民間でリンクさせ、

促進しようとしているのだと

思われます。


私が、なぜ古民家再生事業

かといいますと、

中古住宅再生の意味もありますが、

便利さ、安さ、手軽さ、簡単さ、

かっこ良さ、等

今流の時代の家が

どんどん建ち続けていっている中、

大きくって、重くって、長くって、

手間ひまかけてた古い家が

見捨てられています。


ちょっと手を加えれば、

それは昔懐かしい古里のにおいがする、

落ちついた家になります。


また、家づくりをしてきた

昔からの職人さんの

高度な技術が、後継者をなくして、

今、時代の彼方に

葬られんとしています。


若い人達にとっては、大きな廃材のように

見えるのでしょうが、

そんな古民家の良さを

少しでも残したい。

そんな気持ちに最近

かられるようになったからです。

私自身は、モダン＆シンプル志向ですが

日本人の味は、永久保存するべきでしょう。


因に古民家再生は全国レベルで

今わきあがっている感があります。

先の戦争後、

生まれた団塊世代が

その歳になったことも？


岡山では今、高知以上です。

新築ブームが冷え切っている中、

高知と違って、天災の少ない

気候にめぐまれた岡山では

古きよき空間をリニューアルする

ブームがおこっております。


私達も温故知新に学び、

もう一度、見直す姿勢で

頑張って参りたいと思います。