スタジアムへ引き上げた選手が再び出てきて、思い思いに記念撮影を始めると、あっという間に殆どの選手が集まってきました。
新潟らしく、雪の中の記念撮影でした。
東北電ビッグスワンスタジアム
結果 3:2
勝ちました、もつれた試合を競り勝って、自力でJ1残留を決めました。
勝ち越し点は、ロスタイムの試合終了間際にウッチーが見事なシュートを叩き込んで劇的な勝利です。
アルビは勝てば文句無くJ1残留が決まる大事なゲーム、試合開始早々から積極的な攻めとDFを見せて、ガンバを圧倒しました。
試合開始早々、右サイドでボールを受けたマルシオが、見事なボール捌きでガンバのDFを振り切るとゴール前に絶妙のマイナスクロス。
そこへ飛び込んだのはゲームキャプテンの本間です、いわゆる二列目の飛び出しからビューティフルシュートを決めて、幸先の良い先制点をゲットしました。
ゲームは上々の滑り出し、しかも20分過ぎにやっぱり右サイドの奥から松下がゴール前に見事なクロス。
そのクロスをガンバのGKがジャンプして指先でコースをそらすも、それが幸いしてファーのポストへあたってゴールイン。
ただ、その直後にアルビは自陣ゴール前でガンバに細かいパスをつながれて、最後はゴールを割られてしまいます。
そうなると、アルビの勢いは削がれてしまって、ゲームは小康状態から、ややガンバのペースになった感じです。
後半に入って、ガンバのパスサッカーが冴えます、これだけ芝生に水を含んで条件が悪いにも関わらず、惚れ惚れするパス回しでアルビのゴールに迫ります。
アルビは、前半飛ばしたのが影響したのか、後半に入ると運動量が落ちて、プレスがかなり甘くなった感じです。
プレスが甘くなった感じのところへ速攻気味にボールを運ばれて、最後はゴール前に綺麗にパスを通されて難なく同点ゴールを入れられて、ゲームは振り出しに。
その後もガンバのパス回しに圧倒された感じです、ここで新しい選手を入れてゲームの流れを変えたいところなのですが、鈴木監督は動きませんでした。(持ち駒が余りにも少なかったのかも知れません)
でも、アルビはビッグスワンでガンバに対しては圧倒的に分が良いのです、そのジンクスが最後の最後に生きます。
ロスタイムに入って左サイドで得たFK、松下が絶妙のキックをゴール前に蹴ります、ゴール前で競ったボールがこぼれて、そこへ走りこんだのはウッチー。
軽くトラップをして、振り抜いたシュートはガンバのゴールへ吸い込まれて、乱打戦にケリをつける勝ち越しゴールとなりました。
残留か降格か、心臓に悪いゲームでしたが、最後は自力で残留を決めることが出来て、本当に良かったです。
来シーズンも、J1でサッカーができることは凄く嬉しいです、本当に「ありがとう」です。
全試合が終わってみれば、残った降格の椅子はヴェルディが、入れ替え戦はジュビロと決まりました。
あのジュビロが入れ替え戦なのですから、過去の栄光は未来を約束してはくれませんね。
本間の先制ゴールが入った場面。
本間の姿はファインダーから外れていたので、撮影できませんでした。
松下のクロスにジャンプするガンバのGK。
指で触ったのが幸いして、後ろのポストへ当たってゴールイン。
もしかして、クロスではなくシュートだったのかもしれません。
ウッチーの決勝ゴールの入った場面。
これも、ゴール前の混戦を追いかけていたので、ウッチーの姿は撮影できませんでした。
試合開始前には、ゴール裏はもちろん、バックスタンド側へもピッチ横幅と同じ長さの、ながーい横断幕が掲げられました。
試合終了の笛が鳴って、勝利を喜び合う選手たち。
スコアは3:2、打ち合いでした。
シーズン終了のセレモニーが終わって、ピッチを一周した選手たち。
ゴール裏では、盛大な歓迎が行なわれました。