ジャンクカメラ七号機:キヤノン オートボーイズーム
寒いです、大寒に入って新潟地方は雪に見舞われていて、外は銀世界が続いています。
今、室温は四度、火の気のない部屋なので、籠もっていられるのは30分が限度です。
こんな寒さの中、アルビは2008シーズンへ始動しました。
すっかり、名物になてしまった雪中ランニングでシーズン開始です。
3人目の外国人選手は決まったのですが、結果的にビッグネームの日本人選手補強は無いみたいですね。
神田部長、これじゃ「補強」ではなくてい「補弱」だよと言いたいところです。
現有選手のレベルアップと、河原と亜土夢にレギュラー争いへ参戦してもらわないと今シーズンは持ちません。
六号で止める予定だったジャンクカメラに、またまた新人が加わってしまいました。
名前は、キヤノンオートボーイズーム。
例のごとく、ハードオフのジャンクボックスから525円で救出してきたカメラです。
このカメラが気に入ったのは、ズームの操作が電動では無くて、何と手動なのです。
一眼レフでは普通の事なのですが、コンパクトカメラでは本当に珍しいのではないかと思います。
その理由だけで、購入を決めてしまったカメラです。
キヤノンカメラミュージアムの資料では、オートボーイ初のズーム搭載カメラだそうです。
ズーム操作をするときに、あの騒音とも言える音が出ないのは本当に気持ちが良いです。
ただし、左手でズーム操作をすると、ファインダーの視野へ左手が入ってしまうのが難点です。
レンズ全面下段にあるスイッチ(と言ってもメカニカルなスイッチですけどね)を入れると、レンズ保護用のシャッターが開いて、同時に電源が入る設計です。
筐体デザインははコンパクトは言えないけど、とても持ちやすい質実剛健なカメラです。
クオーツデートが写り込まない不具合がありましたが、その他の動作は問題ありませんでした。
写りは、ジャンクカメラ五号(オリンパス IZM220)と甲乙付けがたい写りでした。
カメラの仕様(CANON CAMERA MUSEUMへリンク)
Camera:CANON Autoboy ZOOM DATE
Film:KODAK Supter Gold 400
銀塩L版プリントをスキャナーでデジタル化
ワイド端は35mm、以外と歪曲を感じない、素直な写りに感じます。
逆光でも、破綻の無い写りです。
望遠側は70mm。
コンパクトカメラにしては、ボケ味は悪くありませんね。