激しい雨の中、待っていたのは1:1のドロー。
アルビレックス新潟VSジュビロ磐田
東北電力ビッグスワンスタジアム
結果 1:1
朝から飽きずに降り続く雨が、試合開始から試合終了まで激しくピッチを叩き続けました。
こんなあいにくの天候にも関わらず、スタジアムへは沢山のサポが駆けつけて、熱い声援を送り続けました。
しかも、今日はMSNサンクスデー。
試合開始前のセレモニーでは、MSNの人がサンクスデーでは一回も負けたことが無いと胸を張っていたのですが、結果は1:1のドロー。
まあ、確かに負け無かったので、勝ち点1をゲットした事は確かですね。
ジュビロは監督が交代してから、分かりやすいサッカーをして、調子を上げてきています。
ジュビロをホームに迎えた試合は、余り良いイメージが無いのですが、そんなイメージ通り前半20分頃にアルビDFに放り込まれたハイボールの処理を誤って失点します。
しかし、ジュビロのサッカーはほれぼれする様なパス回しです。
雨が降ってボールが滑っても、難なくボールコントロールをして、華麗なパスをスペースへスペースへと出して、最後はキッチリと危険なプレーに結びつけて行くのですから、嫌になってしまいます。
しかも、前線からのプレスも効いているから、アルビも自由にボールを出せません。
試合開始早々は、アルビは良いイメージでゲームに入ることが出来た感じがしましたが、アルビが失点してからジュビロのサッカーに翻弄された感じです。
でも、アルビも積極的なプレスからボールを奪取して、ジュビロのゴールへ襲いかかってチャンスは作ります。
だけど、雨が原因なのか、前半後半を通じてボールコントロールにいささか不安定さが目に付きました。
前半終了が見えた時間、右サイドでスローインを受けた矢野が強引に突破してゴール前にパスを通します。
パスを受けたのはエジ。
軽くフェイクを入れてジュビロのDFを振り切るとゴール右の浅い角度からシュートを放ちます。
エジの前に立ちはだかった日本代表GK川口をあざ笑うかのようにGKとポストの狭い間隙へシュートを叩き込んで同点に追いつきました。
雨が降っても、しっかりとコースを狙ってシュートの打てる、エジのスキルをかいま見たシーンでした。
後半に入って、お互いにフリーのシーンがありましたが、雨が原因なのかボールが足につかずにシュートを叩き込むことが出来ません。
ビッグチャンスかと思うとボールを奪われて、カウンターを食らってあわや失点のシーンを繰り返した後半でした。
多分、どちらのサポも勝てた試合、惜しい試合の印象を持ったのでは無いかと思います。
矢野のプレーについてです。
今日は、ポストプレーが不安定で、ビッグチャンスに決められない。
確かに雨が降っているのでボールコントロールが難しいのは分かりますが、どんな環境でも安定した力を出さないと日本代表のエースストライカーにはなれません。
持っている能力が大きいだけに、歯がゆい感じです。
応援する方もストレスの溜まるゲームでしたが、今日のゲーム内容では引き分けは妥当な結果ではないかと思います。
(やっぱりMSNサンクスデーは、例の女史が来ないと盛り上がりませんね)
矢野からのパスを受けて、フェイクからジュビロのDFを振り切るエジ。
GKとポストの狭い間隙へシュートを決めたエジ。
試合終了間際のビッグチャンス。
ほぼいただきと思ったプレーだったが、ジュビロのDFが執念で防いだ。
やっぱり、サッカーは何でもやってみるものだ。
エジのポストプレー。
雨が降っても、この安定性は凄い。
矢野にも欲しいプレーだ。
ちまたでは、エジは来シーズン他のチームへ移籍する噂が飛び交っている。
移籍先がレッズだったら、後5-6ゴールは積み上げる事は確実だ。
アルビは、J1リーグ出場100試合を達成した選手が3人いた。
その一人松尾は、公式練習を上がる時に花束贈呈を受けた。
松下がその花束を頂戴とおどけている様子。
残り二人は、シルビーニョと矢野。
こちらは、試合開始前に花束の贈呈を受けた。
サンクスデーでフラッグを持って場内を回るMSNの方達。
サンクスデーのプレゼントは特性タオルでした。
毎回、グッドなプレゼントを配ってくれます。
ゴール裏に掲げられた段幕。
雨の中、続々とスタジアムへ入るサポ。
本当にひどい雨でした。