
サッポロビールサンクスデーで、バックスタンドへサッポロビールの星が。
アルビレックス新潟VSジェフユナイテッド千葉
東北電力ビッグスワンスタジアム
結果 2:2
※最初にお断りしておきます。
画像を見て、前半と後半逆に掲載しているのではと疑問を持たれる方がいると思いますが、ゲーム前のコイントスでピッチが逆でスタートしましたのでご注意を。
あと、ゲーム観戦の興奮が冷めない中で思い出しながらのコメントなので、間違い、勘違いがありえますので、ご容赦を。
今日は快晴、真っ青な青空が広がって、爽やかな一日でした。
絶好のサッカー観戦日和、調子の良いチーム状態、ホーム戦、これで勝てばもう言うことなしだったのですが。
結果は、リードを守りきれずにドロー。
広島戦でも書きましたが、アルビにとっては負けに等しいドロー、千葉にとっては追いついてのドローですから勝ちに等しいでしょうね。
ゲームの出だしは千葉が先手を取って勢いがありましたが、その後はアルビが徐々にペースを掴んだように感じました。
先制点を取ったのはアルビでした、ペナルティエリア前でボールを持ったペドロ・ジュニオールを起点に、右サイドから侵入した矢野へパスを供給、絶好の位置でパスを受けた矢野はシュートと見せかけてフリーで飛び込んできたマルシオにラストパスを供給。
マルシオはそのパスを確実に決めて先制ゴールをゲットしました。
しかし、アルビもこんな華麗なボール回しでゴールを取れるようになりました、相手DFをシッカリ崩したうえでゴールを決めました。
後半は、アルビがそれなりにゲームを支配していたように感じましたが、どうもマッタリムードが漂っているようにも感じました。
嫌な予感が当たって、千葉に同点ゴールを入れられてしまいます。
ただ、その直ぐ後のプレーで、ゴール前の混戦から最後は大島が空中戦で競り勝ってヘディングシュートを決めて再びリードを奪います。
やった、これで千葉から初勝利と思ったら、ゲーム終了間際にミスプレーから元新潟の深井を基点にクロスを上げられて、結局同点ゴールを叩き込まれてしまいました。
本当に千葉には勝てません、ジンクスといいたくないのですが、本当に勝てません。
今日は、ほぼ勝利を手中にしていただけに、最後の最後に勝利が逃げて行ったので、本当に「クヤシイ」の一言です。
粗探しをしたくないのですが、鈴木監督にしては珍しく早めに逃げ込みを考えた選手交代をしましたが、これタイミングとしては早すぎたのではないかと思ってしまいました。
試合開始前、千葉のスターティングメンバー発表のとき、坂本隊長には大ブーイング、深井には大拍手がアルビのゴール裏から聞こえました。
気持ちは分からないではないけど、大拍手は深井を良い気持ちにしてしまっただけではと感じましたけどね。
ホームで千葉に勝利したゲームを見ることができるのは、来シーズン以後にお預けです。





ペドロ・ジュニオールがペナルティエリア前でボールを持って攻撃の起点に。

右サイドの矢野へパス。

パスを受けた矢野はシュートではなく、左後ろから侵入したマルシオへラストパス。

マルシオのシュートシーン。

マルシオのシュートはゴールへ決まって先制点ゲット。

仲間に祝福を受けるマルシオ。

ゴール前の混戦、千代反田は触れず。

クリアボールがファーへこぼれる。

こぼれたボールを再びクロス。

大島の頭でヒット。

見事にヘディングシュートが決まって再リード。

祝福を受ける大島、見事なヘディングシュート!!!

今シーズン、ホームとアウェーのゴールを見ると、少し異変を感じました。
ゴールの後ろには、アルビのスポンサーボードが所狭しと並べられているのですが、今シーズンは少し数が減ったように感ずるのです。
アメリカ発の不況が瞬く間に全世界を覆ってしまった結果、その影響がアルビのスポンサー数にも及んだのかもしれません。
さて、対広島戦はアルビのメインスポンサーの一つである亀田製菓サンクスデーでした。
近年は、サンクスデーに亀田製菓の新入社員がピッチ上に登場して挨拶するのが恒例となっているのはご存知のとおりです。
聞くところによると、亀田製菓も一時は経営的に厳しい時期があったと聞いています、そんな時期にもアルビのメインスポンサーの位置を維持してくれました。
今、企業と従業員との関係は凄くドライな関係になっていると言われています、その結果として企業に対する誇りとか忠誠心を凄く感じづらい世相になっているようです。
ピッチ上に登場した亀田製菓の新入社員たちは、スタジアム内からの大声援を受けて感激した様子でした、多分わが社って凄い会社なんだと誇りを持ったのではないかと想像しています。
浪花節的であるかもしれませんが、今様の殺伐とした企業と従業員の関係と正反対の経験をした彼らは幸せだろうなと思いをはせました。
少なくても、ビッグスワンという器のなかでは、クラブ、サポーター、企業、従業員は幸せな関係ですね。
まあ、ビールを飲むときは、せめて勝ちの種をツマミにして、お返しをしたいなと思っちゃいました。


