80k700m タイトルはまだ考えてない(旧 安全靴をはいたタヌキのホームペヱジ)

自称“流川市民”の、鉄道橋梁&トンネルと北海道の国鉄(JR)廃線跡が好きな人間がブログに挑む。(最近は迷走の日々…)

JR深名線 幌加内駅 その1

2012年01月25日 | 鉄道―函館本線(砂川~旭川)周辺廃線調査
 脈絡もなく深名線の廃線跡地を訪れた際に撮影した幌加内駅の写真を掲載します。

 幌加内駅の写真だが、まだ鉄道が走っていた平成07年02月の時に、始発列車から夜明け前のホームを撮影したのはともかく、同年08月の時に訪れた際には幌加内駅を撮影できなかった為に、09月にこれでもかと撮影したが、後悔する事となった。



 08月にカメラが故障して、苦肉の策でトイカメラを使ってみたのだが、シャッタースピードの問題をはじめとして多々問題があって、ひどい出来栄えとなってしまい、同時プリントから戻ってきた時には涙したものだ。

 平成08年の調査では、当時の幌加内バス停の待合室として終日開放されていた旧幌加内駅に02日の晩から泊り込んでここからあちこちを回っていたが、09月03日の鉄道最終営業日朝、幌加内バス停を出発する深川行始発バスを撮影し、待合室内で2日間の調査記録をまとめていたところ、当時の深川市市長が視察に訪れて、いささかのやりとりをする機会をいただいた。
 その後に、鉄道カメラマンの南正時氏もバス停の待合室を訪れたらしく、記録の整理をしているところを写真に撮られ、書籍に掲載されたのだが、あいにく、服装が灰色の作業服で安全靴という組み合わせで旅行者には見えなかったからか、取材の対象から漏れてしまった。
 だが、作業服だと廃線跡について聞き取りがしやすいというのも、これまでの経験から事実だったりする…。

 若かりし日の私の姿は、失われた鉄道100選―郷愁の旅 廃線跡を訪ねて…(淡交社 1996年12月)の11ページで見る事ができる。

幌加内 駅 (深川起点43km680m)

全景 平成08年撮影



全景 平成10年撮影
便所がなくなってしまっている。



上りホーム 平成08年撮影
ホーム土留めや構内に使われていた古レールに着目していなかったのが悔やまれる。



上りホーム跡 平成10年撮影



便所 平成08年撮影



各種装置撤去 防災無線一式取付(1996年09月調査時)
洗面所新設(1996年09月調査時)
 ※信号てこ付近に新設
上りホーム、線路及び便所撤去(1998年10月調査時)
 ※平成09年08月第3週末頃、撤去
駅事務室に便所新設(平成11年頃)
駅舎基礎及び下りホーム撤去(2002年05月調査時)
道路新設の為、駅前ロータリー撤去(2003年05月調査時)
構内を道路その他に転用(2003年05月調査時)

備考その1:駅舎は平成12年03月19日に火災で焼失
備考その2:情報では、駅舎残骸は平成12年07月以前に撤去

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