歌志内線 沿革・停車場一覧

砂川～神威～歌志内(14.5km)　1988(昭和63)年04月25日バス転換

　函館本線砂川駅(砂川市)から東に分岐し、神威駅を経て歌志内駅(以上、歌志内市)を結んでいた歌志内線は、石炭を輸送する目的で1891(明治24)年07月05日に北海道炭礦鉄道の路線として開業し、1906(明治39)年10月01日に国有化された。
　だが、1949(昭和24)年の住友新歌志内炭鉱閉山に始まる相次ぐ炭鉱閉山と、それに伴う人口の減少の為に輸送量が減少し、1984(昭和59)年06月に第二次特定地方交通線に指定された。
　1987(昭和62)年04月01日に北海道旅客鉄道会社に移管された後、廃線となって、北海道中央バスに旅客輸送が引き継がれた。
　歌志内市の歌志内公園には、国木田独歩の詩碑がある。また、テレビドラマ“北の国から”で有名な倉本　總脚本のテレビドラマ“昨日、悲別で”で使われた劇場が歌志内にある。

一般駅・旅客駅

停車場名	位置	開設	廃止	記事
やけやま 焼山	03.9 03km860ｍ	S36.12.25	S63.04.25
もんじゅ 文珠	08.3 08km300ｍ	S21.11.01	S63.04.25	S22.02.10　局設定仮乗降場→一般駅 S36.02.20　貨物・荷物取扱廃止(一般駅→旅客駅)
にしうた 西歌	09.6 09km640ｍ	S36.02.10	S63.04.25	住友歌志内炭鉱の要望により設置 S47.03.15　貨物取扱廃止(一般駅→旅客駅) S54.06.15　荷物取扱廃止(旅客駅)
かもい 神威	11.8 11km840ｍ	M29.10.21	S63.04.25	S47.03.15　貨物取扱廃止(一般駅→旅客駅) S54.06.15　荷物取扱廃止(旅客駅)
かしん 歌神	13.4 13km400ｍ	S35.12.26	S63.04.25
うたしない 歌志内	14.5 14km480ｍ	M24.07.05	S63.04.25	S59.02.01　荷物取扱廃止