ディックが好き過ぎてだめだ。それなのにバットマンはあんながんばってんだ。すごいぜ!バットマン!!
まだ全部読んでないんですが、アメリカ文学で「ぼろ着のディック」って本があってグレイソンって名前も出てきてディックがザ・バットマンのディックぽくてぐっときます。
どっちのディックも可愛いなぁ!
今回はサイロビ。珍しくロビンがつっかかっていくのも、いいよねぇ・・・。
10勝負中10敗。ロビンはブランクに嘆きつつテレビゲームのコントローラーを放り投げた。
サイボーグがそれを器用にキャッチする。流石のコンビネーション。
ロビンはそれを横目にため息をついた。
「…勝てたハズなのに…」
「時代は一瞬で過ぎ去るもんだぜ。」
ロビンも昔は毎日のようにゲームの画面と戦っていたはずだ、サイボーグとビーストボーイの激突を見て久し振りとってみたそれは昔よりも手強い。
サイボーグにこてんぱんにされ、つぐんだ唇をみて笑われて少し恥ずかしい。
しかしそれにも目をつぶろう。
なんといってもゲームよりも二人の時間を楽しんでいたのだから。
「じゃあ、そろそろ寝にいくよ。」
「え、自分の部屋に寝にいくのかよ。」
「…いってほしくない?」
少しの気はずさ、茶化したように言ってサイボーグの導くまま頬に触れた―
「体、冷た!!」
「ど、どうしたの体調でも悪いの?!」
「いや、さ。言って無かったけかな?」
体の半分以上が機械であるサイボーグはなかなか体調調節ができない。
機械で十分補えているが人体のそれと近づける必要もないので普通の人よりは体調が低めだ。
「…ごめん。」
「別にかまわねーよ。お前があっためてくれんだろ?」
茶化して言うサイボーグにロビンは睨んだ。
「ばか…僕はサイのそいゆうとこも…好きだけど。」
「ロビン…」
サイボーグのロビンへ伸ばした手が空ぶる。
ロビンはドアの所にいっていた。
「君の、サイボーグな体部分のこと!」
今夜もお預け、か。
出ようとした、が、下を向いて立ち止まった。マントを握った手が揺れる。
「ぼ僕のベッド、羽毛ベッドなんだ…」
くる…?
ロビンが言う前にサイボーグはロビンを連れて初めて導かれた恋人の部屋へ導いた。
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