今秋何度目かの水引投稿
紅白の写真は決して切花ではありません。
白か赤を切ってきて交差させたわけではありません
偶然の紅白交差図(詳細は下段に)
この赤の水引はとても色が深い
立秋も近づく頃、蝉の声に賑わう山蔭、あるいは林縁の草むらなどで、風に揺れる水引が目につくようになる。
水引はタデ科の多年草。晩夏、茎の先に紅い小花を穂状につけ、仲秋頃までは咲いているだろうか。
この花穂が進物用の紙糸「水引」に似ていることからの命名と言う。
本来「草」は不要らしいが、紙糸の水引と紛らわしいためか「水引草」と呼ばれることが多い。
葉は広卵形で、真ん中あたりに黒っぽい斑があり、花穂の無い時でも他の植物から見分けやすい。
日本のみならず中国・インドシナ・ヒマラヤ地方あたりまで分布しているそうで、漢名は「金線草」。