ただ今 平成23年1月29日(土) 午後10:45
さあ、予想屋の「いし君」は
豪 3 : 1 日本の予想
後半 13分 0:0
豪州6:4の戦況
90分 0:0 延長30分
延長戦開始・・・さてさて
延長5分 1点先取
ロスタイム 1分
結果は???
勝った 1:0


見事に相手のネットに突き刺さった!!

サッカー:ア杯日本優勝 「勘が働いた」会心のボレー
オーストラリアの堅守がほころびを見せた瞬間を見逃さなかった。
延長後半4分、長友が一気の加速から左クロスを入れる。
ゴール前に走り込んだ李は、近いサイドに入ると見せかけた直後、その場にとどまった。
動きに反応できなかった相手DFのマークが離れ、そこに空間が生まれた。
「『トラップしたらダメだ』と勘が働いた」と李。利き足の左足で放ったボレーに今大会、準決勝までわずか1失点と抜群の
安定感を誇ったGKシュウォーツァーは一歩も動けなかった。「あんなきれいなゴールは一生取れないと思った」と李。
得点後は所属するJ1広島の愛称「サンフレッチェ(3本の矢)」にちなむ、弓矢を放つポーズで祝った。
25歳で代表に初選出された今回、9日の1次リーグ初戦で途中出場したがシュートすら放てず、その後は出番がなかった。
「モチベーションを保つのが難しかったが、絶対チャンスは来る」と信じた。ザッケローニ監督も、「(李が)狙っているのが分かった」
と、延長前半途中でピッチに送り出した。
東京都出身の在日韓国人4世で07年に日本国籍を取得した李。
そして、彼はヒーローになった。
何だかうれしくなった・・・「いし君」でした・・・
今大会放った唯一のシュートが、チームをアジアの頂点に導く代表初ゴールとなり、「日本代表として優勝できたことがうれしい」
と喜んだ。
途中出場の選手がゴールを奪うのは今大会、伊野波、細貝に続いて3人目。日替わりヒーローの出現は、控え組も集中力を
欠かさなかった証しだ。李は「チーム一丸となった結果。このメンバーで戦ったから得点が生まれた」。試合後の歓喜の輪には、
故障で離脱した松井、香川、槙野、酒井のユニホームを、代わりに着た選手の姿も。控えも一体となった団結力がそこにあった。
93年に先輩たちがW杯出場権を目前で逃した「悲劇」の地が、歓喜であふれた。