私がこのブログを立ち上げようと思った理由は余り詳しく書いていないのだが、正直な話「書くことに躊躇している」と言った状態で、「最後まで書かずに終わる」のではないかと思っていたのですが、ここに来て私よりもっと可哀相な人がいることを知ったのです。
去年までのゴールデンウイークは「息子夫婦と孫が来る」と言う事で、普段散らかし放題の家の掃除に忙しかったのですが、今年はそんなこともなくいったってのんびりと過ごす事が出来たのですが、そのわけは後で書くことにして、まずはタイトルにある「非常に悲しい話」を書くことにしましょう。
これは直接聞いた話ではないのだが、近所の知り合いが「聞いて!聞いて!」と言うので聞いた話なのである。
それはある老夫婦の家で起きた話で、その人の話によると、実の息子夫婦によって「振り込め詐欺」同様の仕打ちをされたのだそうである。
5年余り前に結婚(出来ちゃった婚らしいが)した息子、孫が生まれるまでは特に変わったこともなかったらしいのだが、孫が生まれた頃から何かにつけてお金の無心をするようになり、二人目の孫が生まれると嫁さんまでが加わり、無心する金額もエスカレートするようになり、その総額は「一千万以上」にもなったそうで、老夫婦にとっては「最早これ以上出すのは無理」と言うところまで来てしまい、ゴールデンウイークの前にそのことを話したのだそうであるが、電話に出た嫁さんは「アッ!そうですか」と言って電話をガチャリと切ったそうで、それ以後は電話をしても留守番電話になり、用件を録音しても返事の電話はなく、毎年遊びに来ていたゴールデンウイークも「無しのつぶて」だったのだそうである。
聞いた話によると、無心の電話が来るのは「正月休み、ゴールデンウイーク、夏休みの少し前」だったそうで、老夫婦にすれば弱みに付け込まれてしまったのだろうが、「老後の備え」として蓄えたお金の多くを注ぎ込んでしまい「これからどうすればよいのだろう・・・・」と途方にくれているのだそうである。
おそらくは嫁さんに影響されているのだろうが、「貰う物だけ頂いて、後は知らんぷり」を決め込むつもりだろうが、ナントも嫌な時代になったこのであるが、こんな話を聞くと「私の方がまだマシ」だと思えるから不思議な物で、やっと「八回目の転倒」の顛末を書く気になったのです。
2010.05.06.
追記です。
この記事を書いたのは今から13年も前になるが・・・・。
実は・・・・。
この人と同じようなことがわが身にも起きたのです。
実際に起きたのは新型コロナの蔓延が始まる半年ほど前なので、もう4年近くも前の事です。
そのことをここに書くことはしばらくためらっていたが、偶然この記事を発見したのです。
この記事に書いた人とはその後音信不通になり、今はどうしているのか。
預貯金のほぼすべてを失い、家を売ってどこかに引っ越したらしいのだが・・・・。
その先のことは分かりません。
で、私の場合は、金銭的な被害はありません。
が、別の理由で子供との縁が切れました。
私が切ったわけではありません。
せがれが私に対して「オレオレ詐欺」を試みるも、これが失敗に終わり、都合が悪くなって逃げ出したのです。
オレオレ詐欺。
普通は電話で直接話して騙すんだが、せがれはほとんど電話はしてこない、
そう「たまには電話くらいしろ」といっても、その時は「わかった、これからは電話するよ」というだけで、ただの一度も電話を掛けてきたことがない。
そう、何時も口先だけで終わりです。
そして、たまにメールを送ってくるだけ。
そのメールにしても、自分が必要な時だけ。
そして・・・・。
4年前に切羽詰まった感じのメールが。
しばらく書くのを忘れていたが・・・・。
切羽詰まった感じのメール。
その内容は「投資に失敗して多額の借金ができ、それを早く返さないと大変なことになる」というのである。
そして、「一部は自分で工面するので、500万円だけ貸してほしい」とある。
今までは50万円くらいを何度か出してやって来たが、「まとめて返す」といつも言うだけで、びた一文返してくれたことがない。
それが、今回は0が一つ多い。
50万くらいならなんとかできても、500万となるとおいそれとは用意はできない。
つづく。
去年までのゴールデンウイークは「息子夫婦と孫が来る」と言う事で、普段散らかし放題の家の掃除に忙しかったのですが、今年はそんなこともなくいったってのんびりと過ごす事が出来たのですが、そのわけは後で書くことにして、まずはタイトルにある「非常に悲しい話」を書くことにしましょう。
これは直接聞いた話ではないのだが、近所の知り合いが「聞いて!聞いて!」と言うので聞いた話なのである。
それはある老夫婦の家で起きた話で、その人の話によると、実の息子夫婦によって「振り込め詐欺」同様の仕打ちをされたのだそうである。
5年余り前に結婚(出来ちゃった婚らしいが)した息子、孫が生まれるまでは特に変わったこともなかったらしいのだが、孫が生まれた頃から何かにつけてお金の無心をするようになり、二人目の孫が生まれると嫁さんまでが加わり、無心する金額もエスカレートするようになり、その総額は「一千万以上」にもなったそうで、老夫婦にとっては「最早これ以上出すのは無理」と言うところまで来てしまい、ゴールデンウイークの前にそのことを話したのだそうであるが、電話に出た嫁さんは「アッ!そうですか」と言って電話をガチャリと切ったそうで、それ以後は電話をしても留守番電話になり、用件を録音しても返事の電話はなく、毎年遊びに来ていたゴールデンウイークも「無しのつぶて」だったのだそうである。
聞いた話によると、無心の電話が来るのは「正月休み、ゴールデンウイーク、夏休みの少し前」だったそうで、老夫婦にすれば弱みに付け込まれてしまったのだろうが、「老後の備え」として蓄えたお金の多くを注ぎ込んでしまい「これからどうすればよいのだろう・・・・」と途方にくれているのだそうである。
おそらくは嫁さんに影響されているのだろうが、「貰う物だけ頂いて、後は知らんぷり」を決め込むつもりだろうが、ナントも嫌な時代になったこのであるが、こんな話を聞くと「私の方がまだマシ」だと思えるから不思議な物で、やっと「八回目の転倒」の顛末を書く気になったのです。
2010.05.06.
追記です。
この記事を書いたのは今から13年も前になるが・・・・。
実は・・・・。
この人と同じようなことがわが身にも起きたのです。
実際に起きたのは新型コロナの蔓延が始まる半年ほど前なので、もう4年近くも前の事です。
そのことをここに書くことはしばらくためらっていたが、偶然この記事を発見したのです。
この記事に書いた人とはその後音信不通になり、今はどうしているのか。
預貯金のほぼすべてを失い、家を売ってどこかに引っ越したらしいのだが・・・・。
その先のことは分かりません。
で、私の場合は、金銭的な被害はありません。
が、別の理由で子供との縁が切れました。
私が切ったわけではありません。
せがれが私に対して「オレオレ詐欺」を試みるも、これが失敗に終わり、都合が悪くなって逃げ出したのです。
オレオレ詐欺。
普通は電話で直接話して騙すんだが、せがれはほとんど電話はしてこない、
そう「たまには電話くらいしろ」といっても、その時は「わかった、これからは電話するよ」というだけで、ただの一度も電話を掛けてきたことがない。
そう、何時も口先だけで終わりです。
そして、たまにメールを送ってくるだけ。
そのメールにしても、自分が必要な時だけ。
そして・・・・。
4年前に切羽詰まった感じのメールが。
しばらく書くのを忘れていたが・・・・。
切羽詰まった感じのメール。
その内容は「投資に失敗して多額の借金ができ、それを早く返さないと大変なことになる」というのである。
そして、「一部は自分で工面するので、500万円だけ貸してほしい」とある。
今までは50万円くらいを何度か出してやって来たが、「まとめて返す」といつも言うだけで、びた一文返してくれたことがない。
それが、今回は0が一つ多い。
50万くらいならなんとかできても、500万となるとおいそれとは用意はできない。
つづく。