今日の午後のことだが、とある場所で20代と思しき数人の男たちの会話を聞くともなしに聞いてしまったが・・・・。
その中の一人が「俺は勝ち組で、お前は負け組だよな」と言い出したのだが・・・・。
負け組だと言われた男は、「まだ勝ち負けは決まっていない」という。
正直、野球やサッカーなどのスポーツの世界では「その試合の勝ち負け」を決めることはできるが、人間社会の勝ち負けはどのようにして決めるのか。
っていうか、いったい誰と勝ち負けを争うのか。
「終い良ければ全て良し」とも言うが、この「終い」はいったい何時なのか。
「禍福は背中合わせ」「禍福は糾える縄の如し」とも言う。
「人間万事塞翁が馬」という言葉もある。
「楽あれば苦あり、苦あれば楽あり」とも言うが。
私の80年の人生の中にも、勝った時もあれば、負けた時もある。
傍から見ると「蒔けた」と見えても、本人は負けたと思わないことだってある。
「負けるが勝ち」とも言うので。
かなり前の話になるが、宝くじで1億円当てた人を知っているが、その人は1億円を当てたことが原因でその後の人生を悲惨なものいしている。
ちなみに、昔ある人から、「幸せになりたかったら周りを見るな」と教えられたことがあり、私はできる限りそうしようと努めてきた。
「周りを見るな」
周りを見ればどうしても自分と比較をする。
それも、「自分より良い部分」ばかりを見がちである。
「隣の芝生は青く見える」はこのことをいうのだ。
そうすると嫌でも惨めな気持ちになる。
見なければみじめかどうかなど知らないで済む。
「知らぬが仏」とも言うように、知らない方が良いことも多い。
が・・・・。
今はネット社会で、多くの人がスマホばかり見ている。
ちなみに私はスマホは持っていません。
ガラ系の携帯は持っているが、それもほとんど使うこともなく、「非常時の備え」といったところかも。
今こうして文章を書いているのは「卓上型のパソコン」なので、決まった時間以外はほとんど開かず、ネット上のニュースもほとんど見ません・
が、新聞は見ます。
新聞は「朝日新聞」です。
NHKの放送もよく見るが、民放は滅多に見ません。
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