>>http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2236.html
【藤井一中尉が長女一子にしたためた手紙】
冷え十二月の風の吹き飛ぶ日
荒川の河原の露と消し命。母とともに殉国の血に燃ゆる父の意志に添って、一足先に父に殉じた哀れにも悲しい、然も笑っている如く喜んで、母とともに消え去った命がいとほしい。
父も近くお前たちの後を追って行けることだろう。
嫌がらずに今度は父の暖かい懐で、だっこしてねんねしようね。
それまで泣かずに待っていてください。
(引用、参考:「特攻の町知覧」昭和史の証言、靖国神社遊就館)