奈良時代に役所があったとされる平城宮跡(奈良市)の東方官衛(かんが)地区で08年に
出土した大量の木簡の中から「二九十八」や「四八卅二」など両面に「九九」を記したものが
見つかったと奈良文化研究所が3日刊行した概報で報告したようだ。
同研究所は役人が使っていたとみているようだ。「一九如九(いんくはくのごとし)」の文字が
木簡に記されていて、「九九が中国から伝来したことを端的に示すもの」としているようだ。
奈良時代に役所があったとされる平城宮跡(奈良市)の東方官衛(かんが)地区で08年に
出土した大量の木簡の中から「二九十八」や「四八卅二」など両面に「九九」を記したものが
見つかったと奈良文化研究所が3日刊行した概報で報告したようだ。
同研究所は役人が使っていたとみているようだ。「一九如九(いんくはくのごとし)」の文字が
木簡に記されていて、「九九が中国から伝来したことを端的に示すもの」としているようだ。