『ハウルの動く城』のある一場面で、ハウルとソフィのやり取りにこんなものがある。
ハウル「美しくったって何の意味もない……」
ソフィ「いいじゃない、黒髪も似合ってるわよ?」
ハウル「もうだめだ……」
ソフィ「私なんて、美しかったことなんて、一度もないわ!ハウルの馬鹿!!」
美しさって、一概に言えない。
私もそう思う。
タイプとか、人によりけり。
男女でも差がある。
でも一つだけ言えるのは、自分がタイプの人にはカッコイイとか、カワイイとか思うこと。
それが、他人と一致しなくても、カッコイイはカッコイイ。
カワイイはカワイイにカウントされる。
それを、好きな人から言われることに、意味がある。
他の誰に言われたって、どんなにモデルとして売れようが、客がとれようが、数字がとれようが、自分を愛してくれる、自分が愛している人から言われないと、何の意味もない。
そんなことに、気付いた。
別れたと後、友人から言われて涙が出た。
「だって 可愛くったって、意味無いんだもん。」
結構、辛かった。