あまてらす きらめき

一寸したきらめきを心に留めて

じっくり腰を据えて健全な野党の熟成を

2017-11-15 15:15:29 | ブログ


野党は日本の将来像を示すこと。
嘗て、大東亜戦争後の日本の復興期、与党自由党、自由民主党と野党日本社会党の時代は、国際的対応は、与党の自由党、自由民主党に、国内の労働問題は、野党日本社会党にと言った頃の野党は、労働者の生活向上だけに集中していれば良かった。
しかし、近年、野党も、国際的な日本の立ち位置を考えなくてはいけない時代になっている。
今日本では、リベラル派と言えば自由民主党だけではないか。
ただ、これにも但し書きがある。
旧態を墨守する官僚をコントロールする能力に乏しい。
野党の中で、リベラルを標榜するなら、連合などの労働者組織から距離を置き、GHQ思想支配からの脱却が必要。
自分たちが目指す将来の日本と世界のあり方を堂々と述べる事。
暴力革命を標榜し、共産党独裁国家を目指す共産党、中華人民共和国や、朝鮮民主主義人民共和国の回し者の様な活動をする社民党など極左勢力は別として、極左を頼りにする左派政治家の集団である立憲民主党は、連合だのみ、GHQ思想支配、ポピュリズムからの脱却が出来るか。
希望の党は、自由民主党政治の問題点を改善出来る中道派野党になれるか。
日本維新の会は、しっかりした改革目標を示せるのか。
希望の党の小池代表が、今回の衆議院選挙前、候補者選定に当たって、条件を提示したのは非常に良いが、どうも、自分と対等に渡り合う人物を排除した様に想う。
こう言う団体は長続きしない。
やはり、優秀なブレーンがたくさんいて、政策論議が活発に行われる必要がある。
今の野党は、具体性がない。
与党の欠点ばかり批判し、現実を無視し、夢を見ている様な理想を掲げたクレーマーに過ぎないところが悲しいところである。
日本のの将来をどうしていくのか、国際的に他国とどう付き合っていくのか、国民の前に提示しなければならない。
同時に直近の国内外の問題をどうやって解決するのか、具体的に行動を起こして国民に示す必要がある。
与党の様に体を張って自ら行動で示す必要がある。
急速に野党の議員数を増やすのではなく、世界を相手に出来るしっかりした野党議員を育成する必要がある。
衆議院選挙2、3回ぐらい、8~10年くらいかけて、政権交代してもしっかり政治の出来る野党を育てる必要がある。

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