あまてらす きらめき

一寸したきらめきを心に留めて

敗軍の将、兵を語らず

2024-10-21 13:43:52 | ブログ
衆議院選挙が公示されましたが、期待されている日本保守党で、なにやら問題が発生していることが漏れ聞こえてきます。

今年4月に行われた、東京15区の衆議院議員補欠選挙で候補に擁立した飯山あかり氏と党代表百田尚樹氏との間で、もめ事が起こっているようです。
百田代表は飯山氏をちまちま攻撃しているようです。

選挙戦の最初の頃は飯山候補の身の危険に適切な対処がされなかったようです。
テロ集団が跋扈しだしたら、万が一のことを考えて警戒するのが当然と思う。
直接攻撃の対象になっているものと、すぐそばにいても、攻撃の対象になっていないものとは雲泥の差があります。
度々嘘をつく百田代表の一面が暴露されてきています。

選挙対策本部が設けられていず、場当たり的であったようです。
百田代表が流し遊説の最中、突然、童謡・唱歌の「うれしいひなまつり」を歌い出すという場面もありました。
この唱歌の一部の「あかりをつけましょ」という部分を取って、飯山あかり氏の応援歌になるとでも思ったのでしょうか。
選挙対策本部でしっかり練って、有名歌手が正確に歌ったものを採用するならまだしも、百田氏の歌では逆効果になるでしょうし、日本保守党の品位を下げるでしょう。

党綱領がガバナンスのしっかりしたものになっていないことも飯山氏はあげています。
組織運営の透明化が必要です。
結党して1年たったのであるから、もっと充実したものにすべきでしょう。
今度の選挙が終わったら、執行部の公選制など、第一に手がけるべきものでしょう。

飯山氏の発言は、やはり、全く国民の期待を裏切った結果になった参政党の一件の二の舞になってはいけないという警鐘でしょう。
多くの新興政党が、創立者および創立賛同者の一部の心ない行動や言動によって、消滅、または勢力の拡大につながらなかった現実があります。
個性の強い、荒波をくぐって、現在の地位を獲得した人物に往々にしてあることです。
百田尚樹氏の「敗戦の将、兵を語らず」の太っ腹な行動を示せるかにかかっているでしょう。
有本香氏をはじめとする執行部の采配と、今度の選挙で当選されるであろう方々の日本精神に基づいた行動にかかっていると思います。

国政政党を目指すなら憲法草案を文章で示すべきであると思う。
GHQから押しつけられた現憲法の廃止論者である小生としては、なるべく早く、日本保
守党の憲法草案を見たいものである。
現憲法の廃止を掲げなければ日本国の保守ではないと思う。

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