となりのとなかい

サッカー関係の密かな部屋にしよう!!

仲良しである必要はない

2005-03-24 21:49:07 | 日本代表関係
日本代表の中田英寿と福西祟史と口論になったらしい。システム3-5-2⇒4-4-2への変更が
日本の戦術・メンバーに大きな不安をもたらしている気がする。

【3-5-2】
 DFは、守備に専念し、ダブルボランチによりスペースを消し、
 バイタルエリアへの侵入者(トップ下・セカンドトップ)のシュートチャンスを潰す。
 攻撃は、FW2人と中盤の3人によって形成。

 日本の場合は、サイド突破を担う三都主・加地 中央を国内組では小笠原
 欧州組も含めるなら中田・中村など

 トルシエの時からの戦術なので浸透している。特にDFにとっては
 ラインの上げ下げ、3人の連携は成熟している。
 Jリーグにおいても3バックを起用するチームからの代表選出となっており
 3バックのほうが、安定している。

【4-4-2】
 ジーコ監督の故郷ブラジル代表が、使ったシステム。
 日本代表の黄金の中盤と言われた 中田・中村・小野・稲本 を同時に出場させ
 攻撃に関しては、創造性あふれるゲームを展開してくれるはずのシステム。
 
 DFの4バックのサイドは、三都主・加地が下がった状態となる。
 ライン統率及び連携・マークの引渡しなどは、不安いっぱい。
 取り合えず一度引いて、相手の攻撃を遅らせて、中盤の戻りを待ちながら
 ディフェンスするが、黄金の中盤は、ディフェンスに戻ってこないという感じがいつもする。

 戻って来ないというより、中盤でも高い位置でのボール奪取を狙っている。
 にも関わらずDFが、一度引く頭しかない。
 そのため、中盤とDFラインの間が、開き相手にボールを持たれる。
 と言ったほうがいいのかもしれない。

 ようするに全体(チーム)としての戦術浸透は、まだまだ。
 ジーコ監督の創造性のある攻撃は、その場、その場の位置関係によって変化するため
 練習によっての決め事ではない。
 それならば、ディフェンスの練習を徹底的にしたほうがいいのかもしれない。

そういう意味では、守備においての意見の違いは、
練習中に納得するまで、話し合って置かないと大事な試合の中で
 高い位置でボールを奪いにいくのか?
 引いてゴール前で守るのか?
考え方の統一だけは、必要であろう。

3-5-2であっても日本のボランチは、密かにあがりゴールを決めるような選手なので
じっと守備をしているような選手ではない。
結局は、DF任せになっている気もする。

イラン戦、重要な意味を持つだけにどのようなシステムであろうとも
システムで勝敗が決まるわけではない。

やることは1つ
イランの攻撃の目を潰し、日本の攻撃により 勝つ!! こと
勝つという目標が、しっかりしていれば、仲良しである必要はない。
例え見方同士で、喧嘩していようが勝てばいい。

勝つという意識のない奴は、いらない。

柳沢の緊急召集が、意味のないもののような気がしてしょうがない。

日本代表