聖書と共に

罪を示す御霊

今日は、「キリストの御霊」(アンドリューマ-レ-著)
から、ご紹介します。
「もし、私が行けば、私は助け主を、あなた方
の所に遣わします。その方が来ると、罪につい
、義について、審きについて、世に、その誤
りを認めさせます。」  (ヨハネ16-7、8)

 世をして、罪ありと悟らせる聖霊のみわざは
まず、信徒の内になされます。
罪に対する危険と恥じらいの感覚は、常に魂を
神の御前に私たちを、へりくだらせます。
魂は、イエスだけを安全と力の場所として、
その中に隠れます。

 そして、聖霊がイエスの聖い命を、私たちの
内に啓示されるに従い、魂はいよいよ、罪の罪
たるを悟るに至ります。

 彼は、まず私たちに不信仰と、救い主を拒む
罪の真相を示し、全ての罪が、その結果である
事を私たちに悟らせて、聖霊が見ている様な
状態のままに罪を、私たちに見せてくれます。

 私たちは、全ての罪を十字架の光に照して
二つの事を知ります。それは

①罪が神に対して言語に絶する程、憎むべき
 ものであり、罪が、哀れな魂の上に、恐る
 べき力を持っている事

罪がイエスによって罰せられ、あがなわれ、
 取り除かれ、征服された事です。

 キリストの降臨も、聖霊の降臨も、その唯一
の目的は、世の罪を征服し、これを絶滅する為
でした
 キリストは永遠の御霊により、ご自身を犠牲
として、罪を取り除きました。聖霊はキリスト
の内にあったように、私たちの内においても
ある事を求めています。
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