聖書と共に

みことばと聖霊

今日は、「キリストの御霊」(アンドリュー・マ-レ-著)
からです。

神から来た御霊は、み言葉を受けて、それを私達
命に同化して下さる。御霊こそ、み言葉を私達
内において真理として、力とされるのです。

もし、聖霊に満たされたい、と思ったら、も言葉
に満たされなさい。
「キリストの言葉を、あなたの内に豊かに住まわ
せなさい。」      (コロサイ3-16)
み言葉を、あなたの中に住ませ、聖霊が用いる様
に備えなさい。
聖霊が、その活力を現されるのは、み言葉によっ
てです。

み言葉は、あなたの内におられる聖霊が受けて、
内的生命に適応させるのでなければ、その命を
あなたに啓示する事はありません。

人々は聖書の意味するところを、正確に理解し
さえすれば、そのみ言葉の恵みを、当然受ける
事が出来ると思っています。しかし、それは
正しい事ではありません。み言葉は種です。

完全な種であっても、適切な土壌と、太陽と
湿気に恵まれなければ、その命は成長しません
聖霊に導かれた人だけが、聖い学びが出来ます

私達の内にいます、生命の御霊が、命をもたら
のです。

キリストが世に、おいでになった頃のユダヤ人の
歴史は、恐ろしい、厳粛な教訓を私達に語って
います。
彼らは熱心に神のみ言葉を学びましたが、それは
人為的な解釈から来たものでした。イエスは彼ら
「あなた方は、聖書の中に永遠の命があると思う
ので聖書を調べています。その聖書は私について
証言しているのです。
それなのに、あなた方は命を得るために、私の元
に来ようとはしません。」 (ヨハネ5-39、40)

彼らは、命を与えるのは御霊である事、肉、即ち
人間の理解力は、どんなに知的で、熱心でも、
何の益も、もたらさない事を知らないのです。

私達に必要な事は、まず、第一に、静かな礼拝を
もって神を仰ぎ、あなたの内に聖霊を与えられ、
又、その聖霊の働きを、新たにして頂く様に
求めなさい。
それから、静かな信仰の行為をもって、あなた
自身を、内に居ます聖霊の力にゆだね、あなた
の命そのものが、み言葉を受け入れる様に
聖霊を待ち望みなさい。

内から出る御霊と命が、外から来る、み言葉を
得て、これを食物とする時、キリストの言葉は
真に霊であり、生命なのです。

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