①過ぎ越しの祭(3~4月)
エジプトから脱出し、奴隷からの開放を祝う
と同時に、大麦の初収穫の初穂の祝いです。
キリストの十字架と復活の祝いでもあります
②七週の祭(5~6月)
大麦の収穫から50日で小麦の初収穫の祝の日
です。又、律法が与えられた日でもあり、
モーセ五書や、ルツ記が読まれます。
ペンテコステで聖霊降臨の日でもあります。
③仮庵の祭(9~10月)
出エジプト後の荒野での生活を記念する祭。
秋の収穫祭でもあり、ブドウ、いちじく、
オリーブの実を収穫します。
この仮庵の祭の時に、イエスは言われた。
「私を信じる者は、聖書に書いてあるとおり
、その腹から活ける水が川となって流れ出るで
あろう」これは、イエスを信じる人々が受けよ
うとしている御霊を指して言われたのである。
ここから、「静まりと黙想の朝に」(松木祐三)
より、ご紹介します。
仮庵の祭の期間、祭司たちは、日中シロアムの
池から水を運び、祭壇に注いだ。それは昔、
イスラエルの民が荒野で渇いた時、神が水を
与えて下さった事を記念する為のものである。
ところが、その行事を見ておられた主イエス
は人の渇きをいやし、命を与えるのは、その水
ではなく、私が与える水、すなわち聖霊による
のであると言われた。
「叫んで言われた」の表現に、主イエスの切な
る迫りを感じる。心の空虚を知る者は、だれで
あっても、主イエスの元に来るならば、自分の
心が満たされるばかりでなく、
「その腹から活ける水が川となって流れ出る」
「その腹」とは「その人の心の奥底」の事で
ある。
御言葉に信頼し、聖霊のお働きを信じつつ
語る時、人々の魂を生かす。