ダビデは今から3000年前にベツレヘムに生まれ、
少年期は羊飼いでした。その後、サウル王に引き立てられ戦士となり、英雄となり、ユダヤの王座に着きます。
詩編23篇は、多くの人に愛された詩編です。
「主は、わが牧者なり われ乏しき事あらじ
主は我を緑の野に伏させ 憩いの水濱に伴い給う
主は、わが霊魂を生かし み名の故をもて
我を義しき路に導き給う
たとい、我、死の影の谷を歩むとも
禍害を恐れじ 汝、我と共にいませばなり
汝の笞(しもと)、汝の杖 われを慰さむ
汝、わが仇の前に わがために筵を設け
わが首(こうべ)に油を注ぎ給う
わが酒杯は 溢るるなり
わが世に、あらん限りは、必ず恩恵と憐憫と
我に添い来たらん
我は、とこしえに 主の宮に住まわん」
この詩編の讃美歌がyoutubeにあります。
表題は
「主はわがかいぬし~讃美歌21・120番」
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イエス様も、当時は、「ダビデの再来」と人々から思われていました。
ローマ帝国から独立し、ユダヤ国家を再建するメシアと弟子達さえ考えていました。
しかし、父なる神様の御旨は、世の人々の「罪からの解放」こそ大切であり、その子、イエス様の十字架の贖(あがな)いによって、父、子、聖霊の交わりにあずかる事を大切とされました。
「神は、私達を暗闇の圧制から救いだして、愛する御子の、ご支配の中に移して下さいました。
この御子の内にあって、私達は贖い、すなわち罪の赦しを得ています。
御子は見えない神のかたちであり、造られた全てのものより、先に生まれた方です。
何故なら、万物は御子にあって造られたからです。」(コロサイ1-13~)