戦中生まれの独り言

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8/12の悲劇を繰り返してはいけない!

2015-08-13 13:54:03 | 新技術の功罪
昨日(8月12日)は、丁度30年前に、日航ジャンボ機(123便)が


群馬県・御巣鷹山に衝突・墜落した日ですね。


この日、我が家の一人娘は、学校の健康診断?で


潜血があるとの事で、兵庫医大で精密検査の為


検査入院中だった。夕方病院でこの事故の


ニュース(ジャンボ機が行方不明!?)を知ったのです。




520名の尊い命が失われて、九死に一生を得た


4名の方を含めて、それぞれの方々と家族の


<人生の歩み>を大きく変更せざるを得なかったと


思います。



当時の技術レベルでは、ジャンボ機等の方が


様々な安全装置や警告機器などで、守られ


小型飛行機より遥かに(安全)だと思われていたのです。




でも、考えて下さい。先日ある新聞記事で読んだのですが



陸上の乗り物なら、例えエンジンが故障しても、


その場で停止すれば、安全上は殆ど問題ありませんね。


それは,航海中の船舶でも、同様です。


処が、空中を飛行している物体は、推進力・浮力関連機器が


故障したら、<其処に停止>、、、は出来ないのです。


基本的に、技術が向上したと言ってもやはり


安全性から云えば、かなり危険な乗り物になりますね。


勿論、それを恐れていては何も出来ない!と言うご意見の方も


居られるでしょうから、それをどうこう言うつもりはありませんが


空中を移動する乗り物は、ことほど左様に陸上・海上の乗り物より


危険度が高いのだと言う事をお覚悟の上、利用される事が肝要です。



折りしも、30年後の昨日、新しい規制基準をクリアーした


川内原発1号機が、稼動を始めました。


原発稼働中の汚染ゴミ処理や廃燃料の再処理・保管等


まして、廃炉処理等の費用を含めると、甚大な費用のかかる


原発ですが、万が一事故が発生したら、取り返しのつかない


被害が発生しますね。


飛行機の場合は、それに<乗る必要な方々>が、その覚悟で


利用されるのですが、原発の方は、その地域に住んでいる方々は


その稼動によって、自分達の生活が潤されるか否かは


関係なく(否応無く)危険と隣合わせになるのですから


大変なストレスを背負って生活しないといけないのです。


新基準=新技術ではありませんし、仮に新技術が採用されていても


人間が作るものには、自然作用に対しての<絶対安全>は


有り得ないと心すべきではないでしょうか?
















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