こんばんは、ヅメです。先週少し早い夏休みを取り、海外で過ごしたせいですっかり休みボケです。
さて、今年は梅雨明けも早く、35度を超える日が続き、近年は毎年言っている気もしますが、「異常気象」が続いています。いつもとは逆に東から西に進路を取る台風のおかげで色々なところで行事が中止になっていました。
とはいえ、8月は色々な行事があります。我が四日市でも大四日市まつり、花火大会などが企画されています。今回は8月14日、15日に予定されている、富田地区「鳥出神社の鯨船行事」を取り上げたいと思います。
2016年にユネスコ無形文化遺産に登録されたこの祭り、鯨船山車が鯨の張りぼてを追いかける、と言ってしまえばそれまでですが、実際に見てみると勇壮で活気のある、楽しい祭りです。同じグループで登録された京都の祇園祭や博多の山笠のように観光客が押し寄せることもない、小さな祭りですが、その分地域で大事にされてきた貴重な祭りであることが痛感されます。
探してみたら、WEBサイトもありました。ユネスコ無形文化遺産がどの程度の価値があるものか、正直「和食」なんて登録もあり、登録されたからといって何かが大きく変わるわけではないのでしょうが、若い世代が文化を継承するという意識を持って参加してくれる「肩書き」はあって良いものだと思います。
http://www.city.yokkaichi.mie.jp/kyouiku/kujirabune/
ユネスコ無形文化遺産に登録されたのは鳥出神社のみですが、他にも南楠などいくつかの地域で鯨船が出ます。不思議なのが、鯨船行事を行うのは、三重県でも四日市・鈴鹿に限定されるということ。そして、北勢地域には捕鯨の歴史はないそうです。鯨を供養するとか、そういった目的があるわけでもなさそう。どのようにして始まったか、調べてみるのも面白そうですね。冷房の効いた図書館で!
次はしづかさんです。よろしくお願いします。
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