さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

レ・ミゼラブル

2007-07-16 03:52:23 | 演劇&ミュージカル
7月15日(日)、ダブル・ヘッダー2本目は、
贅沢にも『レ・ミゼラブル』でした。

1度目は日生劇場バージョンだったので、
2度目の私にとっては始めての、帝国劇場バージョンでした。

日生劇場は横幅が狭い感じで、
オーケストラも後ろに控えている感じで、
やや手狭に感じますが、
帝国劇場はオーケストラは舞台と客席の間、
開放感があるような感じがします。

ジャン・バルジャン:別所哲也さん
ジャベール:安部裕さん
エポニーヌ:新妻聖子さん
ファンテーヌ:山崎直子さん
コゼット:菊地美香さん
マリウス:山崎育三郎さん
テナルディエ:森公美子さん
アンジョルラス:原田優一さん
が主なキャストです。
前回とは全然違うメンバーによるレ・ミゼラブルでした。

WICKEDの後だったからか、
あるいは、今回の演出方針なのか、
あるいは、私が観た回のメンバーの特徴なのか分かりませんが、
激しさよりも優しさが
迫力よりも繊細さが勝る印象を受ける、レ・ミゼラブルでした。

後方の席だったからかもしれませんが、
ジャン・バルジャン、ジャベールともに
やや声が細い感じがして、
そして、それぞれの苦悩―特に、自分らしく振舞うために
如何にすべきか―が良く伝わってくる舞台でした。

歌声、という点でいえば、
ファンテーヌ、エポニーヌ、そしてリトル・コゼットの印象が
やや強く残っています。

コゼットとマリウスはとてもお似合いで、好印象でした。
・・・ただ、前回は二人のお付き合いのことで、
コゼットとジャン・バルジャンの間に多少諍いがあったような気がしたのですが、
今回はなかったような・・・。思い違いかもしれませんが。

今回、一番なけたのは、
最初の、司教さまの場面でした。
油断して、ハンカチもティッシュも鞄の中だったのですが、
本泣きしていました。

2作続けてみたのと、
こちらの舞台が暗いのと、
私の席が後ろなのとが重なって、
目が少し疲れてしまいましたが、
今、思うに、
レ・ミゼラブルは、じわじわと感動が心に広がる舞台ですね。
(WICKEDは瞬間的に感動が広がる、という感じです。)
今も、その感動が心に満ちている、という感じです。

今回は、音楽をじっくり聴く余裕があったみたいで、
波が押し寄せるように迫ってくるあのフレーズが、
私の頭の中でも何度も奏でては消え、奏でては消え・・・ていました。

前述しましたが、
ジャベールが水に飲み込まれていくところも、
ジャン・バルジャンがファンテーヌとエポニーヌに導かれていくところも
それぞれ苦悩から解放され、
「十分苦しんだね。楽になれてよかった」と声をかけたくなるような感じでした。

無償の愛を注ぐジャン・バルジャンやファンテーヌ、エポニーヌ、
愛を注がれるコゼットやマリウス、
現実を突きつけられながら、理想を求めようとした学生たち、
生きていくために、残酷に周りを切り捨てていく市民たち・・・
皆、今、頭の中を駆け巡っています。

日本語版のCDをほしいと思ったのですが、
何バージョンも売られていて、
どれを買ったら良いのかを決めかねてしまって、
ロンドン・スタジオ収録版(だったと思うのですが[英語版・12曲入り])を
買ってきて、
先ほどまで楽しんでいました。

そんなこともあって、
私の中で、登場人物たちはまだまだ生き生きしています。
そして、気の早い話ですが、
CDを買って、聞き込んでから、
是非、もう一回は違うバージョンで見たいと思っています。
そうしたら、きっと
印象がまた、もっと違うでしょうから・・・。

今回は日本初演20周年記念なのですよね。
会場ロビーも、いろいろ趣向が凝らされていて
華やかでしたよ。

そうそう、こちらもスタンディング・オベーションでした。
こんなに盛大な?スタンディング・オベーションの舞台を
2つも見たなんて・・・やっぱりかなり贅沢でしたよね。
今日に感謝、です。

WICKEDウィキッド~誰も知らない、もう一つのオズの物語

2007-07-16 03:08:51 | 演劇&ミュージカル

昨日7月15日には、おそらく初めての
ミュージカルのダブルヘッダーをしてきました~!
しかも、話題の大作を2本です。
もう幸せ

さて、1本目は
劇団四季による『WICKED』です。
実はオズの魔法使いの話を知らないので、
もう一つのオズの物語、と聞いても、
どんな話か思い浮かべられない・・・

でも大々的に宣伝されているし、
最近、四季を見に行くと、
いつもWICKEDのちらしを貰うのですが、
そのちらしを見ると、かなり期待できそう!!!
ということで、
予約した当初から楽しみで、楽しみでたまらなかったのです。
(そんなに楽しみにしていたのに、先月半ばに突然、
 「3連休は全部出勤」と言われ、びっくり&驚き&多少憤慨・・・
  ところが先週になって、風向きが変わり、
  日曜は出勤の必要なし、月曜も任意、になったので、ラッキー!!! 
   2日で、3つのミュージカル鑑賞の予定が入っていたのですもの~☆
 紆余曲折?があったので、なおさら、予定通りに見ることが出来て
  嬉しかった・・・!)

さて、前段はこの辺にして、
WICKEDです。
私にしては珍しく、30分前に到着したのですが、
会場外にも、WICKEDの世界が広がっていて、いい感じです。
気持ちが徐々に高まりますねー。
そして、エスカレーターをあがって、入り口へ。
もう入り口&ロビーにも、熱気がむんむん。
売店にも人がごった返していますよ~。
私、3階の観客者なのですが、
混んでいる1階の売店にて、ストラップを購入です

さて、2階で、(私の恒例・)アイスコーヒーをいただいた後、
(私の定番)クリアファイルを買ってから
席に着きました。
オペラ座の怪人に勝るとも劣らない、華やかな舞台セット

幕が開きました~
ヒロインの一人、グリンダの回想で始まります。
えー、シャボン玉???
グリンダの衣裳もキラキラしていて綺麗・・・夢の世界だわ。
と思ったら、
もう一人のヒロイン、エルファバの誕生シーン。
こちらは、さすが輸入の舞台、誕生シーンがリアルというか、なんというか・・・。

沼尾みゆきさん演じるグリンダ、
濱田めぐみさん演じるエルファバが
歌でも、演技でも魅せてくれて、
それから
両ヒロインに想われるフィエロ(李涛さん)、
エルファバの妹ネッサローズ(小粥真由美さん)
その想い人ボック(金田暢彦さん)、
ディラモンド教授(武見龍磨さん)、
マダム・モリブル(森以鶴美さん)、
オズの魔法使い(松下武史さん)、
アンサンブルの方々・・・
皆さんの動きからもう目が離せない!
次はどうなってしまうのだろう!
と最初から最後まで、舞台に釘付けでした。

グリンダのコメディセンスは、何度も笑いを誘っていました。
そして、
エルファバの歌=心の底からの叫びに胸を締め付けられ、
押さえ続けてきた想いが堪え切れなくなったときには
恐ろしさではなく、哀しさを覚えました。

幕がおりたときには、大きな拍手に包まれ、
スタンディングオベーション
私も、2・3階席だと、10番目以内に立っていた、と思います。
気づいたら、手が真っ赤でしたけれど、
立って、手を前方に伸ばして、
何度も何度も拍手をしていました。
涙が出るほど、感動でしたー!

先にも書きましたが、
仕事の都合で来られないと思っていたので、
9月下旬のチケットを、買っているんですよねー♪
この素晴らしい舞台を、もう一度見られる、と思うと、
それだけで楽しい気分になれそうです。

今日、この場にいられて幸せ
そういう想いをいただきました。
WICKEDを築かれた皆さんに、抱きついて感謝したいほど、
いっぱいいっぱい感動してきました


ブーゲンビリア

2007-07-16 02:04:13 | グルメ・外食編
14日(土)には、
久しぶりにベトナム料理を食べてきました。

Bunkamuraに行くたびに気になっていた
「ブーゲンビリア」というお店。
お店の名前を聞くと、
鮮やかな色のお花が頭をよぎります。

外は雨、店内は冷房あり、で
入ったときには、結構寒かったのですよね。
それから、お腹はペコペコ、
まずはホットのハス茶とえびせんべいで腹ごなしです。


次に、定番・生春巻きをがぶりっ!


生揚げ入り野菜炒め・・・


タラ魚のあんかけ・・・これがこの日一番気に入ったお料理です☆


焼きビーフンを食べ、


締めはベトナム珈琲でした~!