この土曜日は、珍しく、予定が詰まっていた日。
コンサート終了後、渋谷に行きました。
渋谷で、友人Sさんに、素敵なワインバーに連れて行ってもらったのです。
Sさんはワイン好き♪
詳しいのですよねー。
後を付いて行って、たどり着いたのは
シャトーT.S。
私がいただいたワインは↑です。
本日のグラスワインの中で、唯一、甘口のワインでした。
おつまみは
こちら6種類のピンチョス。
それから、半熟卵のピザ。
美味しそうでしょう?
美味しかったです。
話が尽きず、1時近くまで長居してしまいました。
また行きたいわ~。
2度目の所沢市民文化センター ミューズ キューブホールです。
場所を知っているって、いいですよね。
迷うことなく、時間前に行けますもの!!!
この企画コンサート、
通しプログラム(って日本語は変ですが)で、
4名のギタリストの方が、どんなプログラムで演奏されているかが
分かるようになっています。
別のコンサートがあったのと、
レッスンがあったので(振替も出来ないため、レッスンを優先しました)
泣く泣くあきらめたのですが、
本当に通しで行きたかったシリーズです。
さて、大萩さんのコンサート、
プログラムは以下の通りでした。
武満徹:すべては薄明のなかで
J.S.バッハ:リュート組曲第4番ホ長調 BWV1006a
金子仁美:リーベの塔~ギターのための(2007)
~休憩~
ヒナステラ:ギター・ソナタOp.47
ヴィラ=ロボス:5つのプレリュード
アッセルボーン:「ビエホ・サビオ」「カミーノ・デル・ビエント」
~アンコール~
想いの届く日
タンゴ・アン・スカイ
そのあくる日
もうたっぷりのプログラムです。
しかも、金子仁美さんとアッセルボーンさんの曲は、新曲なんですって。
私の席は、前回とほぼ同じような席で、
3列目なのですが、前には席がないので、実質、一番前。
しかも前回は、舞台の左側ですが、
今回は、右側!左手の動きがじっくりと見ることの出来る位置です。
ラッキーです。
(しかも、どうしたのでしょう?お隣(左隣のみしか席がなかったのですが)さんは
最後まで現れず・・・。)
コンサートが始まる際には、今までにない緊張感が漂っている気がしました。
すべては薄明の中で、
たぶん聞くのは2回目ですが、
演奏する方が違うと、印象が変わりますね。
J.S.バッハの曲。
19世紀ギターでの演奏です。
壮麗な感じです。優雅です。
19世紀ギターの音、今回初めて
芯でキャッチできた気がします。
リーベの塔、
楽章ごとに印象が異なる曲でした。
特に第1楽章がよかったです。
第1楽章と、第2、3楽章は、ギターを変えて、演奏されていました。
ギター・ソナタは
右手も忙しそうな曲でした。
5つのプレリュードは、耳が知っている曲です♪
どことなく、ホッとした雰囲気が漂っている気がしましたが・・・
アッセルボーンさんの
ビエホ・サビオ(老いた賢者)と
カミーノ・デル・ビエント(風の道)
とても心地よい曲でした。
清々しい感じがする、気持ちよくなる曲でした。
こちらはいずれ、CDの中に入るのかしら?と勝手に思っています。
また聞きたい曲でした。
金子さん、アッセルボーンさん
ともに会場にいらっしゃって、
大萩さんの呼びかけを受け、舞台にあがられましたが、
作曲者と一緒に、初演を聞けるなんて、嬉しいことです♪♪♪
アンコール第一曲目は、先日、私が聞けなかった曲だったのですね。
素敵な曲でした。
何度も聞きたい曲です。
タンゴ・アン・スカイも、そのあくる日も、
これまた大好きな曲。
この日の演奏も素敵でした。
新世紀ギターの潮流の横には副題?が付いていて
”一本のギターに賭ける!男達の真剣勝負!”ってあるのですが、
大萩さんのその意気込みが、客席にびしばし伝わってくる演奏会でした。
8月8日(水)に聞きに行った
”第2回 Hakuju ギター・フェスタ 2007~ VIVA! エスパーニャ”
のことを少しばかり・・・
第一部は、
荘村清志さんと福田進一さんのギターで
グラナドス生誕140年 「スペイン舞曲」全曲演奏のその1
第二部は、
大萩康司さんのギターと曽根麻矢子さんのチェンバロの演奏。
ロドリーゴのルーツを探る「ある貴紳のための幻想曲」、ということで
・ボッケリーニ:ファンダンゴ
・ソレール:ファンダンゴ
・トゥリーナ:セヴィリア風幻想曲
・ロドリーゴ:ある貴神のための幻想曲
(プログラムが今、手元にないので・・・といっても
棚の中に入れているだけですが)
プログラムはHakuju Hallホームページより失敬。
ギターフェスタは(たしか)3日間に渡って行われていて、
私は、職場から出てくるのがちょっとばかり大変なので
今回は1日のみ、聞きに行きました。
(異動したあかつきには、もっと通うのだ!と今から大張り切りですが
もっと不便なところにいったら、当分大いに傷心だろうなぁ)
このフェスタは荘村さんと福田さんが企画されたものらしいです。
お二人のお話も面白かったです。
演奏も、迫力があって、情緒たっぷり。
日本の第一人者の方々の演奏を直に聞けるのも感激!
その上、デュオで演奏されるのですから、贅沢なお話ですよね。
第二部の大萩さんと曽根さんの演奏も圧倒されてきました~
チェンバロとギターが演奏するところは初めて聞きましたが、
すごくいいものですね!
大萩さんが19世紀ギターを使われているから、
まるで、19世紀の貴族のサロンにいる、気分になってしまいました!
もう既に一定の評価を得られている方々が
新しい挑戦をされている姿を見ると・・・だから一流なんだろうなぁと思います。
こういう過去の演奏会、
素晴らしかった!ということは覚えているのですが、
そのときの、こう湧き上がる感情、みたいのは、
やっぱり薄れてきてしまいますね・・・。
今後は、行ったらすぐ書くぞ!次の演奏会の前にUPできるよう頑張るぞ!
と今更ながら思ったのでありました。
あ、そうだ!
このコンサートでは、私、最後列に座っていたのですが、
第2部になって、
斜め後ろに、(たしかパイプ椅子が置かれていて、そこに)
荘村さんと福田さんが座られたのです。
声が聞こえてきます。
もうどきどきしました。
しかも、終演後、私の隣にいた親子連れが
福田さんに「福田先生!」と声を掛けられていた・・・
ギターが出来る人が大勢来ていたのでしょうね。