小さい頃は読書が苦手だった
夏休みの宿題とかで出されていた
読書感想文なんてもっと嫌だった
読むだけでも辛かったのに、それに感想文なんて
先生によく言われていたのが
「安部君、読書感想文というのは”あらすじ”を書くのと違うんやで」と
よく言われてたっけ
当時は「あらすじ」と「感想文」の”違い”がわからなかったのだ
多分それは今でもそうかもしれない
本を読むことが好きにはなったが「感想文を書け」と言われれば
恐らく”あらすじ”になってしまうかもしれない
「書くこと」は苦手なのは変わらないしそもそも相手に伝わる
「文章力」が僕にはないのだ
話は変わるけどここ数年自分の中で決めていることがある
「年に12冊は本を読もう」と
要は月に1冊は本を読もうと言うこと
本が苦手だった僕がこんな風に思うことが今でもビックリしてます
今回読んだのは、一穂ミチさんの「砂嵐に星屑」
タイトルだけ見れば、僕の感覚では
主人公が旅先なのか、仕事なのかわからないけれど
なぜか砂漠にいる...そこから見える星を人生に例える
のような感じの本
しかしページを開くと4篇(四季にわけて)の短編物語があって
それがミステリーであったり、ヒューマニズムであったり、アダルティーであったり
それぞれ主人公は違うけれど、上手いこと絡んでて4篇ともに話が繋がっている
読み始めると止まらなくなり、一気に読み終えてしまった
またいい本に出会えたと思う
詳しい内容はネタバレになるのでここでは書きませんが
オススメの1冊です
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