ACC-J [Alpine Climbing Club of Japan]

東京の山岳会『ACC-J』のページです。

鍋倉山

2014年04月14日 11時00分35秒 | 山スキー
3月22日(土曜)
   コースタイム、 温井発9時06分-山頂着11時14分発11時40分ー雪庇崩落11時50分
           P119手前尾根左尾根に乗り換えー三郷到着14時14分ーバス16時20分
           温井着16時40分
  昨日と打って変わった弩快晴、
  温井の除雪終点には15台の車が並ぶ、少し出遅れた感じ。
  汗まみれになって11時14分山頂到着。
50人ぐらいが山頂にいる全員南西方面に下りる。
  俺は東の県境尾根を下る。
  戸狩スキー場か、その手前の尾根を下ろうと思っていたが
この先の仏ガ峰までが雪庇とナイフリッジが崩壊して尾根筋がずたずたになっているので
すぐあきらめP1194の手前の尾根を左側に下ることにする。
  雪庇脇を下へ滑り込む場所を見つけていた時
前方15メートル後ろ15メートルの長さでスキーの脇から無音で切れ落ち
下のほうで轟音が響いた…。

  自分の体は稜上に残った…。

  とっさに2メートルぐらい飛びのいた。
  少し戻り雪庇下へ滑り込み、切れ落ちた雪庇下に出たが
  軽自動車ぐらいの雪塊がごろごろ転がっていて
  しばらくは足の震えが止まらなかった…。

  一服した。

  尾根を下ると急斜面が続き急に落ち込んでいる。
  GPSで確認、左側の尾根が正解だ。
  尾根を乗り換え、下るとまたがけになる。
  30メートルほど登り返し、左の沢にはいる。
  沢沿いに下ると別荘用の建物が見え、やがて民家が出て、三郷の集落が現れる。
  バス停に14時14分到着、なんとここで2時間待つことになる。
  下部の腐れ雪に足をとられ、足は思いのほか消耗していた。
  歩くのがいとわしく、2時間を三郷地区公民館前で過ごし
  16時35分やっと車についた。
  恐ろしい思いをしたが、無事だった。
  今後の山にこの経験を生かそうと思う。

  また反省の日々が始まる。

佐渡山

2014年03月31日 14時54分32秒 | 山スキー
3月21日   
  コースタイム
     大橋8:30ー1730㍍地点11:00発11:15-大橋12:00
  昨日は一日雨、夕方から雪になり、まったく動けない、夜は星空
  今朝4時30分頃から猛烈な吹雪、戸隠奥社駐車場から大橋えと向かう。
  7時、地元長野ナンバー2台、二人のシュプールがある。
  いつもなら10台以上車があるのに、
  地元に負けていられない、早速支度をする。
  が、吹雪は強烈、真横から雪が降る。
  8時30分我慢の限界、出発する。
  緩斜面だけでもいい
  2本のトレースは黒姫方面に向かっている。
  俺は通いなれた佐渡山方面、汗だくになって、登る。
  やがて佐渡山山頂が見える森林がなくなる尾根に乗る。
  まったく山頂は見えない、森林がなくなると猛烈な吹雪が吹き付ける。
  1730㍍地点11時着
  積雪はこの辺りで30センチ、どんどん積もっている。
  振り返ると今歩いてきたトレースが無い。
  本日はこれまで、下降の準備をして、GPS頼りに11時15分斜面に飛び込む。
  今積もったばかりの新雪はすこぶる快適。
  12時大橋着、全身びしょびしょで車に戻る。
  が久々にからだをうごかし爽快な気分だ。
  戸狩の温泉に入ってあったまり
  道の駅千曲川で冷えたビールを飲もう。

鹿沢スノーエリア~角間山~北尾根~中尾根経由農道~鹿沢スノーエリア駐車場

2014年03月24日 13時38分49秒 | 山スキー
名雪です、久しぶりに山行報告、3月8日発~3月9日(日曜)

 コースタイム
 鹿沢スノーエリア駐車場からリフト一本乗りゲレンデ脇シール登行9時06分ー登山道脇東屋10時04分発10時20分ー角間山山頂10時44分発11時00分ー北尾根から中尾根経由農道着11時55分発12時20分-鹿沢スノーエリア駐車場12時45分

 リフトを降りて暖かな日差しの中、シールを張る。

 ゲレンデの左端を登る、ここは殆どスキーヤーは降りてこない。

 やがて上のゲレンデに出る、何人かは降りてきている。

 先のリフトの終点を右に行くとそこに林道跡がある

 これをたどると鍋蓋山を巻いて少々降る。

 角間山と鍋蓋山の鞍部に出る

 しばらく行くと登山道脇にある東屋に着く、ここまで来ると角間山は近い。

 一服して、角間山の登りにかかる。

 ここが本日の核心部、40度はある針葉樹林の急斜面。

 今回は右に向かう、登山道のある辺りだ。

 感があたって、難なく抜けて山頂に着く。

 湯の丸峠方面から来た先行者2名有り、しばらく雑談して。

 いよいよ北尾根を降る、最中雪で何回もこける。

 山頂直下のオープンバーンからうるさい藪を抜けて。

 下の大きいオープンバーンに出る。

 右に見える中尾根は以外に疎林で良さそうに見える。

 実際に行くと疎林で滑りやすい部分は、あっという間に終わり、蜜藪が出てくる。

 その中に林道跡が有りこれを追う。

 やがて下部の畑が見えてきて、鹿よけフエンスに突き当たり左えと追われる

 その後いつもの沢の出口に出る。

 畑のあぜ道の雪の山で一休み、暖かな日差しの中、角間山北尾根、と中尾根を見ながら、500ml黒ビールを飲み、ゆっくりと鹿沢スノーエリヤの駐車場えと戻った。

 野暮用が多くなかなか山にいけなかったが、

 久しぶりの好天に恵まれ、塩を吹きながらも充実した一日でした。

ACC-J OB会

2014年03月13日 13時57分08秒 | 山スキー
3月8日(土曜日)16時から、ACC-J OB会が池袋の甘太郎にて、盛大?に執り行われました。
参加者は
 岐阜県可児市からはるばる富樫氏が参加してくれました、レストランを経営され、家業も体調もすこぶる良好のようでした、 
 また岩手県岩泉から木村一氏が新井製作所を代表して参加されました、
 東京都小金井市の南藤氏、
 東京都三軒茶屋から高橋氏と懐かしい顔を見せてくれました
 他の現役と言えば、水島氏は胃癌、との事でいかんとも仕様が有りません、
 吉田真一氏は、酔っ払って転び足の小指を複雑骨折当分入院しています
 荒井夫婦は仕事命
 OBではいつも参加していてくれた安部夫婦も欠席とのこと、
 大浦氏 神田氏 金氏 矢岳氏 松原夫人、金沢夫人など懐かしい顔も今回は欠席でした
 これ以外には暇をもてあましていた仲川、木村克之名雪などが参加、なんと7名の会で寂しく過ごしましたが、山の話しは尽きず、あっという間の3時間でした、また会う日までお元気で居て下さい、
 ともあれ遠路はるばる、参加してくれたOB、有り難いやら、恥ずかしいやら、複雑な気持ちですが、集まってくれた皆さんには、本当に有りがたくお礼を言いたかったのです、有難う御座います、今後そう長い期間では有りません、私が生きている間だけで結構です、当会を見捨てないで下さい。

角間山北尾根と三方ヶ峰

2014年02月24日 11時12分59秒 | 山スキー
金曜日
  遅く出発、道の駅雷電の里にて仮眠、
  長野自動車道は、横川から小諸インターまで除雪が進まず
  1車線のところがちょくちょく出てきて、その度に渋滞する。
  12時過ぎ到着。
土曜日
  道の駅にて、目玉焼き定食500円、すごく美味い
  車で地蔵峠を越えて,鹿沢スノーエリヤへ。
  一本リフトに乗って上のゲレンデにシール登高40分
  右側のリフトの終点を、右の林道に出てこれを行く。
  いつもはここから急斜面(左側にリフト有り、が運転は10時以降
  今シーズンは雪崩の危険が有り運転中止)のゲレンデを登り、さらに鍋蓋山まで登り
  尾根を下って、角間山との鞍部出るのだが、今回はこの林道跡をたどる。
  たいした苦労も無く30分ほどで、鞍部
  さらに10分ほどで東屋、ここで休憩。
  ここまで来ると、角間山は目の前に迫る、がここからが核心。
  急な斜面が待ち構えている。
  急な岩がらみの斜面を、スキーをだましだまし、潅木につかまりながら、強引に稜線目指す。
  汗びっしょりになり、稜線に飛び出す。
  左の奥の山頂までオープンバーンが続いている。
  やっとのことで1980㍍山頂着。
  東屋から50分ほどかかってしまう、山頂は独り占め、トレースも人影も無い、すごい天気。
  さていよいよお待ち兼ねの北尾根すべりです。
  今日はいつもと違って降雪量がやたらと多い。
  2箇所の薮滑降も隠れている様子、1時間で下の林道に。
  30分ほど林道を滑って鹿沢スノーエリヤの駐車場へ戻る。
  雪は柔らかく、パウダー素晴らしいスキーでした。
  スキーが巧くなった様な錯覚を起こしました。

日曜
  今日は三方が峰へ
  シニア割引半額でスキー場のてっぺんから、シール登攀。
  恐ろしいほどの晴れ。
  三方が峰は無人、貸切。
  2本滑ってゲレンデの間の林間を降りて、車へ戻る。
  小諸のカインズホームに行きスコップを買わんとするが
  ここでも大雪の影響で1本もなし、全部売り切れ。
  今後の入荷の見込みなしとの事で、
  ラーメンショップでねぎ味噌中盛を食って、帰りと成りました。

北海道

2014年02月13日 18時12分07秒 | 山スキー
1月13日羽田発
千歳ー苫小牧駅前ホテルルートインいつもの飲み屋で大宴会、泊 

1月14日苫小牧、学校給食センターにてお仕事、終了後ニセコに向かう。
ここからは自費、夕方俱知安駅前のコープにて女将さんと待ち合わせ、買出し
ビールとおつまみ、北海道定宿ドックパドル到着19時

1月15日宿のスキーのガイド西田先生とお客2人と女将さん(スキーがものすごく上手い)
5名にて、ニトヌプリ西面で2本 膝までのパウダー
顔面ショット有り猛烈に快適

1月16日宿の女将さんの車パジェロを借りて、羊蹄山真狩ルートへ。
単独。
350メートルから登り出す、なんと良い天気だ  
が気温はマイナス16度寒い。
約3時間登る。
オーバー手忘れ、900メートルの地点で尾根状に出る。
出たとたんに、手が凍傷になりそう、風も少し出る。ここで敗退。
昨日と違って雪が重い。何とか下って車に戻る。

1月17日、宿の女将さんに羊蹄山の俱知安ルートまで車で送ってもらう。
トレース有り。
トレースを追って3時間1100㍍地点まで登る。
トレースはあるが、ここからは樹林なし。
クラストしていてすべりにはあまりよくない。
シールをはがし快適にと思うが雪が重く、快適には程遠い。
先行のトレースの2人が下ってきた。オーストラリア人だ。
若い馬力が有りそう。
電話をして迎えに来てもらう。
国道に出たところで、ぴったり昨日の客2人と女将さんが一緒だ。
これから温泉に行くと言う。
一緒に行くその晩お客のおごりで、町の飲み屋で盛大な宴会。

1月18日朝から猛吹雪一日本読みとウイスキー。

1月19日バスで千歳空港へ。
ここからはただ、安く上がりました。

東谷山_山スキー

2013年04月10日 02時43分05秒 | 山スキー
名雪です、東谷山、山スキー行ってきました。
 
4月5日
放課後出発、二居パーキング23時チョイ前到着
軽くいっぱいやって寝る。
 
4月6日
5時起床朝飯食って、天気予報聞いて、7時、ゆっくり出かける。
二居峠は雪が消えて東屋まで枯れ草を10㍍ほど歩いた。
尾根に上がると、右側の雪比だけが残され、風で飛ばされた尾根筋は30~40㍍の幅で雪が無い。
それに東南の風がすさまじく、立っているのがやっとだ。
が下を覗くと尾根左の斜面には雪が残されている。
峠に戻って、旧道を偵察、何とか旧道は雪が繋がっている、これを行く。

P939にある鉄塔の尾根を登る、ここは東谷山の北西面に当たるので
風の影響をほとんど受けないしさすがに北西面、雪はしっかり残っている、これなら安心して登れる。
緩急交互に現れる斜面をまっすぐに登る。

登りだしてから1時間30分をすぎたころ、1450㍍頂上直下主稜線の尾根に出る11時30分。
二居峠から登った2~3日前のトレースが残っている。
いよいよお楽しみの下降だ、右の広い斜面は何度も滑った斜面だ。
今回は今登ってきたトレース沿いに下ってみる。
緩急の斜面が交互に出てきて、面白いが、ちょっと藪が気になる。
30分ほどで、12時8分、17号国道着。
ここで缶ビールで乾杯、行動食を片付けていると、目の前を路線バスが通り過ぎる、ちょっと残念。

スキーを担いで、バス停に行き、時刻表を見ると、12時5分のバスが通過した直後だった。
次のバスは13時23分まだ1時間以上有る。

湯沢方面のバス停はちょっとした小屋になっているので
ここで、ひそかにザックの底に隠し持ったバーボンをちびりちびり。
行動食をつまみにやっていると、雨が降ってくる。

やっとバスが来て、運賃190円プラススキーで100円。
貝掛温泉入り口から二居まで290円でバスのたびを楽しみました。

湯沢に買出しに行き湯沢除雪ステーションに有る湯沢道路情報センターに土砂降りの雨の中到着。
大宴会後明日の好天を期待して、19時半寝る。

4月7日
朝5時に起床曇ってはいるが青空も見える、5時30分ごろは青空が多く日差しも少々。
これは急いで山に入らなくてはと思い朝食をとっていると、6時10分から急に暗くなり大雨。
天気予報は雨、降ったりやんだりだそうで、今日の天気の今日の予報はやはり正しいのかも。
あきらめて、帰ることにする。
家に2時30分ごろオール下道で到着。荒天の中貴重な雨のやみ間で拾った一本でした。

角間山東南尾根

2013年03月04日 18時04分51秒 | 山スキー
3月1日

夜出発

3月2日

ゆっくり8時20分ごろ道の駅雷電の里出発

途中道路が凍って10台以上の車が坂道で動けなくなっていて、これをよけながら、地蔵峠に。
ここからくだり、鹿沢温泉につき、車をどこに止めたらよいのか、うろつき
尾根に取り付いたのは、結局9時40分。

雪面は完全に凍り付いて、その上に2~4㌢ほどパウダー雪が載っている。
滑るのをだましだまし1時間30分かけて山頂が見える緩傾斜になるチョイ手前の急傾斜で滑り落ち(約10メートル)
唐松の枝に飛びつきやっと止まる。

それからは、つぼ足のキックステップで山頂まで、山頂まで車から2時間30分。

くだりは表面のパウダーに助けられて15分で車まで戻る。

3月3日

朝5時起床7時出発

湯の丸第2ゲレンデシニア料金で300円リフト終点からシール登高

雪の量が多いので30分で、三方ヶ峰へ

ここの斜面は標高差はわずか160~170㍍。素晴らしい天気で太陽いっぱい。

登り返して、2本滑って、行動食を食べていると17名の団体がやって来て、これが全員下手。
ちょいと聞いてみたら、ガイドツアーとのこと、一人1万円以上とのこと。

今朝登ってきた北面に入ると、うそのようなパウダーの斜面20センチはありそうだ。
これを調子よく飛ばして、ゲレンデへ。
もうゲレンデに出たとたん、やる気を失い、車に11時59分到着。

雷電道の駅ちょいと小諸インターよりの左側、ラーメンショップ小諸店で、ねぎ味噌ラーメン中盛
(これがすごくうまい)食って、眠いのを我慢しながら、我が家に16時到着。

さすがに少々足が突っ張る感じがして、いかにも運動をした、と思える。

いつ体を鍛えるのか?今でしょう。

角間山 再訪報告

2013年02月18日 00時12分55秒 | 山スキー
土曜16日朝出発

2日前降った雪が残っていて白いところが多く見える北尾根
8時から動き出す、鹿沢スキー場の第六リフトに乗って終点から歩き出す
この上に第三リフトがあるが10時からの運転なのでこれを待っていると、角間山山頂着が遅くなる。

40分で鍋蓋山、ここから下って広い暗部に出る。
少し登ると東尾根をたどる登山道が合流するところに東屋がある、ここで小休止。ここまで30分。

やがて登りの核心、急登と藪と密林があるが前回1月に来た時より雪が多く藪が隠れてすっきりと抜ける。
山頂はもうそこに見える。

山頂はまだ人が居ない、第6リフト終点から2時間40分山頂着。行動食と、熱いミルク紅茶。

単独スキーヤーが角間峠方面から荒い息で山頂着。
彼は旧鹿沢から南東尾根を登ってきたそうだが、3時間もかかったそうだ。
尾根を覗いてみると確かに疎林でしかもオープンバーンもかなりある、次はここを滑ってみたい、が何せ短い。
今回も長い北尾根を滑ろう。

シールを外し、いよいよお楽しみ、雪はひざ下パウダー。
まるで北海道の雪と遜色なし。11時10分出発。

素晴らしい雪質、蜜林帯を避けてどんどん下る。

チョっちくだり過ぎ、左側の1980ピークに近づきすぎ、少々右に登り返す。
後は尾根を忠実に下り尾根の末端にある養魚場に出る。

北尾根を見ながら黒ビールで乾杯、スキー場への道をたどる30分ほどでスキー場の駐車場着。
山頂から1時間40分。

帰りは風呂とラーメンで、家着18時でした。


名雪

北海道報告

2013年01月30日 00時03分48秒 | 山スキー
名雪です

21日から23日お仕事

23日晩からは1泊3000円朝飯付のドックパドルに
5泊+生ビールジヨッキ+晩飯付でなんと21100円でした。

24日は埼玉岳連理事の(南米ボリビヤに同行した)小茂田氏と
カヤック全日本チャンピオンの犬飼氏とそのお友達の4人で
羊蹄山喜茂別ルートを1300メートルまで登り深雪パウダーをぶっ飛ばしてきました。

25日26日降雪猛吹雪のため2日間酒飲みっぱなし。

27日はまたまた大深雪のニトヌプリ東斜面を二本ぶっ飛ばしました。

さすがに北海道の雪質は素晴らしいものでした。