ACC-J [Alpine Climbing Club of Japan]

東京の山岳会『ACC-J』のページです。

バルトロ報告1

2015年11月12日 11時25分06秒 | 海外遠征 クライミング

9月12日(土曜)

  休養、停滞、

一句、  コンコルド流れる紫煙と芋チュウのあじ

      K2に別れの盃かたむけり

9月13日(日曜)

  起床5時、朝食5時30分、出発6時30分、ここコンコルド(4600㍍)を後にGOREⅠ(4200㍍)を目指す、

12時51分ムスターグタワー(7200㍍)が目の前に聳える、氷河上で昼飯、

16時50分GOREⅠのテント場到着、

9月14日(月曜)

  4時48分起床、朝食5時30分、出発6時30分、本日の行動予定は、ここGOREⅠからウルドカス経由コブルッエ(3750㍍)まで、

11時13分ウルドカス到着、昼食、11時45分発

15時30分コブルッエテント場到着、くだりはやはり早い、4000㍍を切ったからなのか、歩きに慣れたからなのか非常に体が軽い、

ウルドカス手前に下り道で言うとムスターグ氷河が右から出会う、この氷河のおくが二俣に分かれている、ムスターグ氷河は左、右からチャガタン氷河が合流する、この合流点の真ん中に見える白きたおやかな峰が6224㍍の無名峰、未踏だ、氷河合流点から右に2~3の峰が並び、バルトロのすぐ脇まで続いている、6040㍍峰と一番近くあるのが5948㍍、峰だ、これも未踏峰だ、この峰峰を登りたい、と強烈に思った。誰かこういう未踏峰を登りたいと思う人がいないものか、決められた山、コース、ルート、よりもどれだけ価値が高いか、愚痴になる。のでやめる。