映画：南極物語

タイトル：南極物語

ディズニーのではなく、昔のやつです。1983年製作。実話を基に作られた邦画の有名作品。

あらすじ。
場所は南極の昭和基地。第一次越冬隊員が第二次隊員と交替するために日本に戻る。しかし、例年にない悪天候により、第二次越冬は中止と決定した。結果、基地に十五匹のカラフト犬を残してきてしまう。

だいぶ前にビデオで見たことある作品、ディズニーでリメイクされるとのことで改めて鑑賞。
実話が基とはいえ、真実は結果のみで、ほとんどは想像と作り話(だと思う)。

実際の昭和基地で撮影されたらしい。一面雪が積もってればどこでも良い気がしてしまうが…。

あれだけ過酷な環境下で、鎖につなぎっぱなしで置いていった犬達が数年後に生きてたら感動するですよ。(もはやネタバレじゃないっしょ)

これみると、凄く切ないし辛くなる。そして実際の犬達には、どんな状況だったのか真実が知りたくなる。…残酷だけども。

基本的なことなんですが、犬達だって一緒に生活すれば、家族や仲間同然じゃないですか。でも人命のように第一優先に考えてもらえない状況が実際にはあって、凄く釈然としないです。(全然関係ないけど、たまに動物に向かって自分を”人間様”って言ってる人の考えはまったく理解できない)

子供の頃に見たときは、めちゃくちゃ感動したんですけれども、今見ると、感動するよりも、なんでこうしないの？とか、それは違くない？とかイロイロと引っかかることもあるのです。流石に、あの頃とは全然違った見方になってることに気が付いたのでした。

…基本的には好きな映画だったりします。