分身ロボット=「オリヒメ」・・・これは人気が出るかもしれない!
(日経新聞4月3日記事「革新力」)
可愛い名前が付けられたその分身ロボットは、2012年秋設立のベンチャー企業、オリィ研究所(東京都武蔵野市)が開発した。
「人間を単に楽にさせるロボットじゃなくて、生きがいを育むロボットです。」と社長の吉藤健太朗[27歳]は語る。
分身ロボットの「オリヒメ」の内蔵カメラが周囲を捉え、本人が見ているパソコンやスマートフォンの画面に映し出すので、本人は、その様子を見ながら「オリヒメ」を通して遠くにいる友人とも会話ができる。
実は、ロボット製作者の吉藤は、10代の頃、不登校だった。
そこで「孤独を癒すものを作りたい。」という願いから、本人が自室に閉じこもっていても、外部にいる人と出会い、話せるロボットを思いついたという。
「まるで子供が近くにいるようだ。」と、病院の無菌室にいる子供の家族に「オリヒメ」を貸与した時に、こんな感想が寄せられた。
「ハイテクよりも使いやすさと親しみやすさ」に吉藤はこだわる。そこには、超人的なロボット像はなく、彼が追い求めているのは、幸せの拡張だ。
2050年代には、65歳以上が全人口の4割に迫る見通しだ。その頃には、人工知能が人間の脳の能力を超えると見られている。ひたすら進化するロボットと人間とはどう関係を築けば良いのか、「オリヒメ」にそのヒントが潜んでいる。(以下、省略)
この新聞記事は、実に示唆的である。
先ず、「オリヒメ」製作者の吉藤氏は、10代の頃、不登校の生徒で自宅に引きこもりしていた時期があった。憶測ですが、通信制高校などの卒業生であったかもしれない。
その生徒が、もし分身ロボットがあって、それを通じての外部の人たちとの交流ができればいいなと考えた。
そして、その希望を叶える現実のロボットを製作して、今や、それを将来的に大きく成長する可能性のある事業にまで育てるきっかけをつかんでいる。
この話を多少大きく広げれば、世界一の発明家のエディソンが、子供時代に小学校には行かなかったけれども、しっかりした家庭教育を受けて、後日において発明家として大成功したという物語につながるかもしれません。
平成27年4月6日 月曜日
岡村寛三郎(岡村ゼミナール(株) 会長)
早期知能開発志向ACE Kids Academy:珠算・習字・英会話・速読講座
ACE Kids Academy:フリーダイヤル0120-121213、㈹電話079-284-2100
(日経新聞4月3日記事「革新力」)
可愛い名前が付けられたその分身ロボットは、2012年秋設立のベンチャー企業、オリィ研究所(東京都武蔵野市)が開発した。
「人間を単に楽にさせるロボットじゃなくて、生きがいを育むロボットです。」と社長の吉藤健太朗[27歳]は語る。
分身ロボットの「オリヒメ」の内蔵カメラが周囲を捉え、本人が見ているパソコンやスマートフォンの画面に映し出すので、本人は、その様子を見ながら「オリヒメ」を通して遠くにいる友人とも会話ができる。
実は、ロボット製作者の吉藤は、10代の頃、不登校だった。
そこで「孤独を癒すものを作りたい。」という願いから、本人が自室に閉じこもっていても、外部にいる人と出会い、話せるロボットを思いついたという。
「まるで子供が近くにいるようだ。」と、病院の無菌室にいる子供の家族に「オリヒメ」を貸与した時に、こんな感想が寄せられた。
「ハイテクよりも使いやすさと親しみやすさ」に吉藤はこだわる。そこには、超人的なロボット像はなく、彼が追い求めているのは、幸せの拡張だ。
2050年代には、65歳以上が全人口の4割に迫る見通しだ。その頃には、人工知能が人間の脳の能力を超えると見られている。ひたすら進化するロボットと人間とはどう関係を築けば良いのか、「オリヒメ」にそのヒントが潜んでいる。(以下、省略)
この新聞記事は、実に示唆的である。
先ず、「オリヒメ」製作者の吉藤氏は、10代の頃、不登校の生徒で自宅に引きこもりしていた時期があった。憶測ですが、通信制高校などの卒業生であったかもしれない。
その生徒が、もし分身ロボットがあって、それを通じての外部の人たちとの交流ができればいいなと考えた。
そして、その希望を叶える現実のロボットを製作して、今や、それを将来的に大きく成長する可能性のある事業にまで育てるきっかけをつかんでいる。
この話を多少大きく広げれば、世界一の発明家のエディソンが、子供時代に小学校には行かなかったけれども、しっかりした家庭教育を受けて、後日において発明家として大成功したという物語につながるかもしれません。
平成27年4月6日 月曜日
岡村寛三郎(岡村ゼミナール(株) 会長)
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ACE Kids Academy:フリーダイヤル0120-121213、㈹電話079-284-2100