Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

大学入試制度の変更とセンター試験の動向に対する「学習塾の対策」

2018年01月12日 | お知らせ
各位

いつもお世話になっております。
さて、今年のセンター試験は、受験生数が浪人生を中心に増えています。
その理由は、有名大学による水増し合格者数の絞り込みが効いてきたためのようです。
いづれにしても、入学難易度が若干でも上昇してきているために、浪人生が増えているようです。

ところで、岡村ゼミナールでは、他の一般の学習塾とは異なり、早期知能開発講座:ACE Kids Academyとして、珠算・習字・英会話講座などを3年前より開講し、順調に生徒数を伸ばし、この間に生徒たちの各技能も著しく向上していますが、皆様ご承知のように、大学入試試験制度の改革により、生徒たちの「表現力」の向上策として、国語と数学において、「記述式問題」が、間もなく出題されようとしています。

そこで、この大きな制度変更においては、文章や数式などでの記述が必要ですが、採点者側の種々のミスや誤解を防ぎ、正確で公平な採点を確保するためには、先ず、ひらがな・カタカナも漢字・数字なども、丁寧で整った書体で書き、正しく・読みやすく理解しやすい文字にすることが絶対に必要です。

次に、記述式答案の論理構成をはじめ、表明される知見やアイデアが、その内容やレベルが他の生徒たちのものよりも高度で、採点者に好印象を与えるような優れたものであることが望ましいと言えます。

このように、⑴答案の見た目の美しさ・読みやすさと、⑵表明される内容の知的レベルの高さを感じさせることが、高い評価を得るための重要なポイントになるでしょう。

そうした事情が、事前に容易にかつ正確に予想される今、私ども学習塾が、生徒たちや保護者たちの強い希望に応じて学習支援をすることをもって「仕事」とする限り、そういった事情変化に鋭く・かつ迅速に対応し、学習指導の内容の改善を断行することが必須です。

私は、そこで、第一段階として、①習字講座を、通常の国語講座と融合化し、②そろばん講座を通常の算数講座と融合化し、そして③大学入試における英語4技能の必修化に合わせ、英会話講座も通常の英語講座に融合化して、それぞれの教育指導レベルを格段に向上させることをもって、当塾の今後の重要事業プランと考えています。

第二段階は、もちろん、融合化と同時に構想されるべきものでしょうが、指導・教育内容・レベルの高度化に向けての具体的な指導法や教材類の改善・改良・刷新です。

以上、緊急を要する改革案の骨子のみをお伝えしましたが、今後の改革推進スケジュールなどについて、職員の皆様と話し合ってゆきたいと考えています。
よろしくお願いいたします。

平成30年1月12日
岡村ゼミナール・営業本部長:岡村寛三郎

《参考資料》
センター試験あすから 志願者増58万人
浪人生4年ぶり10万人超
2018/1/12付、日本経済新聞 朝刊
フォームの始まり
フォームの終わり
 入試シーズン到来を告げる大学入試センター試験が13、14の両日行われる。
志願者は前年比1.2%増の58万2669人と3年連続で増加。
うち既卒者(浪人生)は4.9%増の10万3948人と、4年ぶりに10万人を超えた。有力私大が合格者を減らし競争が激化したことや、景気回復で家計に余裕ができたことが背景にありそうだ。
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