4月23日（火）時点での日本語学校・業界情報

4月23日（火）時点での日本語学校・業界情報

➀日本語学校の留学生募集を悩ませている特定技能1号ビザ制度も、スタートして3週間余りが経過して、少しずつですが、その姿が見え始めています。

　フィリピンや国内で、それぞれ介護福祉部門や宿泊業部門で、特定技能1号向けの試験も行われ、その申し込み数や受験生数等の状況や動向、そしてそれぞれの業界でのセミナー開催での雰囲気などを通じて、今後の大きな影響力を予想する見方が出始めています。

②そこで、日本語学校業界としては、この動きに対応し、特定技能1号で入国する外国人労働者向けにビジネス上や日本語教育や医療面での支援等を含め、様々な生活上の支援活動を行う、受け入れ企業のための支援代行機関としての「登録支援機関」設置や運営に向けた準備が急がれることが明らかになりつつあります。

　併せて、特定技能1号での入国希望者を獲得するルートや手法の研究や開拓・実践も必要です。

③更には、日本語学校向けの留学生を獲得する場合も、ビザ取得率が高くなる国をターゲットにする活動が、今後は一層重要視されることになります。

④以上のような社会情勢の大きな変化にいち早く対応して、事業方針を柔軟に組み直す動きを迅速にすることが、今後の事業の維持や成長に欠かせないと思われます。

平成31年4月23日 火曜日
CJA日本語学校：岡村寛三郎