お役に立てれば 〜日日是好日のアダチマ日記〜

日々の暮らしでの小さな工夫や発見、お気に入りのものたちの記録。
見知らぬあなたの、お役に立てれば。

芋掘りは奥が深い…その(2)軍手&ゴム手袋は必需品。あるとないとじゃ、大違い!

2016-09-29 04:00:00 | 季節のあれこれ
おはようございます。アダチマです。

今日は、昨日に続き、芋掘りの準備(完全装備)の話を書きましょう。

秋空の下、子供の通う幼稚園の「おいもほり」にお手伝い役として参加してきた訳ですが、
頭から首元、腕までの日焼け対策が済んだら、お次は手元の装備です。

まずは、ゴム手袋と軍手。ゴム手袋の上に、軍手を重ねます。
それから、最後に芋を掘り起こすしゃもじ。
意外ですが、ガーデニングや土遊びで使う小さいスコップは使いません。

ゴム手袋は、使い捨ての薄手のものより、裏起毛のしっかりしたものがおすすめ。
汗を吸わないゴム手袋(薄手で半透明)は、手の汗がたまって中がぼたぼたになるようです。。。

写真では裏地を見せるために手袋を折り返していますが、
実際には伸ばして使います。
その上にアームカバーを重ねて、掘った砂が入るのをブロック。

私は手が小さいので、Sサイズのゴム手袋を愛用。
(手のひらまわり18.7センチ、中指の長さ7.3センチ)
大き過ぎると作業しにくいので、S・M・Lの中からお好みのサイズを選んで下さい。
薄手もあるけど、土を掘るのに手袋の固さもいるので中厚手がいいかも。

軍手は、滑り止めのイボイボが付いていない普通のものを。
ホームセンターなどで安く売っていますので、まとめ買いしておいても。

それから、土を掘るご飯用しゃもじ。(子供たちは全員マイしゃもじ持参)
スコップだと芋に刺さって傷めてしまう可能性があるのと、
園児には危ないので、ということらしい。
こちらは、安くても木製のしゃもじがおすすめ(100均にもあります)
樹脂製のイボイボがあるものは、個人的には使いにくいように思いました。

芋掘り農園の方があらかじめ、芋の蔓を切って、掘りやすくしてくれていました。
スーパーに並んでいる大根や人参のヘタの様に、葉先を切られた状態で
ちょこんと芋の蔓の先が土の上に出ています。
芋掘り農園の農機具(シャベルや鍬など)で、その”ちょこん”の周りの土を
掘り起こした後は、この二枚重ねの手袋でガンガン掘ります。かなり掘ります。

イメージとしては、甲子園の敗戦校が土を持ち帰る時、
平泳ぎの逆向きみたいに土を水平にかき集めていますよね。
あれを、もっともっと深く、下へ下へと掘り進めるのです。
北島康介の平泳ぎの映像のように、しぶきが上がります。
農園は砂地だったので、水しぶきならぬ、砂しぶき。。。

そして、お膳立てができた芋を、最後、子供たちが引っ張って
収穫の達成感を味わうのです。。。

「やったー、掘れたよ!!」という歓声と、それにシャッターを切る写真館のカメラマンを尻目に、
(人生本当は、こんなに甘いもんじゃないのよ…)と心の中で思いながら、
お手伝いの保護者たちは更に砂しぶき。

その結果、手袋は、こうなります。洗うのも大変だ。

一度、この二重の手袋を装着してしまうと、このどろどろの手袋を外して
鞄からモノを出したりするのも大変なので、水筒とかティッシュとか
必要なものは予め手元に出しておくといいでしょう。
持ち帰り用のスーパーの袋は、土がついた道具類を入れるのにも使うので、
多めに用意しておく方がいいかもね。

手袋二枚重ねの分も考慮すると、やはり服装は
長袖よりも半袖+アームカバーがおすすめ
ですね。
今回使った、ダンロップの「リッチネ」という手袋は、
表が天然ゴム製で裏地が綿の植毛ということで、蒸れたりかゆみが出たりもせず、
なかなか使いやすかったです。

軍手や掘ったお芋の持ち帰り用袋は、各自持参のことが多いようです。
大きなスコップやシャベル等は、農園で用意して下さる場合も多く、
そのあたりはお芋掘りの申込先に、確認しておくと安心ですね。

さて、明日は、芋掘りの”完全装備”の最後のポイント、
足元の準備のお話です。

まだまだほりほり、日日是好日

アダチマ


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