ついに未確認生命体第46号怪人ゴ・ガドル・バがゲゲルを開始した。新たなる力を身につけたゴ・ガドル・バの前に、クウガも瀕死の状態に追い込まれてしまう。一方、息子・冴(さゆる)の授業参観への出席を断念し、神経断裂弾の開発に取り組む榎田ひかり。しかしそのため冴は傷つき、部屋にひきこもる。
もうね、もうね、開始数分で「もういいから早くEDに入ってくれ!」ってなってました。
どういうことだよ、敵の方が圧倒的に強いのに、
さらに金の力でパワーアップするとか。必殺のキックを放ってくるとか。ねーよ。
五代くんが重体だと伝える一条さんがずっとカメラ背中を向けたままで、
もうどれだけ絶望的な状態なのかと目の前が暗くなる気分でしたが、
「しかしあいつは、絶対に大丈夫です」と断言した一条さんの表情は力強くて、
五代くんのピンチに沈んでいた19話と比べて、本当に強くなったんだなって。
しかしこの時点で私のライフゲージはとっくに赤くなっておりまして。
でもこの未曾有の大ピンチに、みんなが五代くんの負傷に心を引きずられることなく、
「五代くんは大丈夫」「だからいまは自分のできることをやろう」とまっすぐ前を向いていて。
桜子さんは椿先生のところへ行き、五代くんの無茶な望みを自分の望みとして伝え、
椿先生は逡巡するも、その申し出を受け入れて。
みんな、無理しすぎだよ! 私のライフゲージはゼロを超えてオーバーキル状態ですよ。
ああぁぁぁ、前回は46号が電撃アタックくらわしてくるんだと予想してたんだけど、
それだったらどんなに良かったか。
五代くんに電気ショック与えてくださいとお願いする桜子さんの気持ちとか、
それを受けて実行する椿先生の気持ちとか、
いや、なんかもう、ほらオーバーキルされてるから言葉も出ないんですけども。
「自分が茨の道を歩く」という決断と、
「大事な人に茨の道を歩かせる」という決断は、どちらが辛いのか。
いやどちらも辛いけど。自分がその辛さを肩代わりできない、分け合うこともできない辛さも辛い。
あとさ、解説本のキノコグロンギさんのとこに
「ある意味、もっともクウガをピンチに追い込んだ」って書かれてたから
この先どんな敵と戦っても、心停止ほどのダメージは受けないと思ってたんですよ。
心停止、したよ(呆然)
まだまだこれから怒涛の展開が続くはずなんですが、いまからこの状態で、私のライフが持つんでしょうか。
とりあえず、この回で良かったなと思ったのは
榎田先生がちゃんと泣ける場所があったことです。ジャン、前回悪口書いてごめんな。
ダグバと話をする薔薇のタトゥーの女ですが、
なんか、この表情を見た瞬間「母親の顔だ」とか思いました。
いや、それはないよな、いくらなんでも。
でもこんな表情は初めて見た。
(2016/11/22 追記)2周目感想
2周目感想をさぼりまくってましたが、ちゃんと見てます。「強敵」
いやね、もうね、タイタンの武器がガドルの剣に変えられた時点で6歳児が悲鳴をあげ、
それで斬り付けられてるのを見て「うわぁ!ダメだ!ダメだ!」って叫んでて、
そこからマイティ、ライトニングマイティへと変化したときは一瞬明るくなったものの、
キックが効かなかったので「もうダメだよ、何に変身したらいいんだよ!」と絶叫。
挙句にあれでしょ、ガドルが金の力を使ったもんだから、
「うわぁぁぁ!地球は終わりだ!」と叫んで隣の部屋にフェイドアウトした。
クウガがグローイングに戻るところまで見てなかったよ・・・。
以降、「もうダメだ、負ける、何やっても勝てないんだ、クウガ嫌い」と
えんえん怨嗟を吐いててな。もう6歳児マジでネガティブなんですけど。男児ってこんなんか?
うん・・・まぁ鬱展開ですもんね、アメイジングのことも忘れているようです。
ガドルとドルドが戦い始めたのを見て
「今だよ!二人が戦ってるときにやっつけちゃえば良いんだよ!」と
ごもっともな作戦を提案いただきましたが、
なにしろ今はグローイングの三時間制限中だし、何より五代くん瀕死ですから。
でも頑張ってるんだよ、応援してやってくれよ・・・。
このあと6歳児どうなる。もう見てくれないかもしれない(汗)
・・・まぁ、わかってない3歳児のリクエストで再生するとは思うけど。
でも。「最後はなんとかなる」と知ってる大人目線と違って、
本気でどうなるか予測不可能な子供目線だと、本当に怖いんだろうな。すごい。