素晴らしき茜空の会

主に特撮番組の感想文。ブログタイトルは仮面ライダーキバに登場する「素晴らしき青空の会」より。

記事リンク

2025-01-01 23:59:59 | その他
→ 感想一覧






現在は、現行作品の感想のみアップしてます。

最強の子連れライダー!

2020-08-24 09:46:29 | その他
9月スタートの「仮面ライダーセイバー」について、
ニュースがどんどん流れはじめましたね。
そんななか、私が一番「え!!!」となったのが、コチラ。

仮面ライダーセイバー:新キャラ・仮面ライダーバスターは“子連れライダー” 最強の剣士で最強の子育て王

というのもですね。
以前、思いつきで「仮面ライダー、こんな新シリーズを見てみたい」っていうエントリをしたんですよ。
いま読み返して「そんな細かく考えてたのかよ」って呆れたりしたんですけど、
簡単に言うと、最強最高万能の先輩キャラなんだけど、職業:専業主夫なので
戦闘<<<家庭の都合で、戦えば確実に勝てるのに、現場に来てくるかどうかがわからないっていう。

「東映さん、お目に入りましたら、是非ご検討ください!」と締めてるんですが、
まさか(笑) そんな話が現実に起こるわけが(笑)と自分で否定しつつ、
もしも万が一、億が一にも、ここを読んで着想を得たとかいう展開があったとしたならば、
もしかしてもしかすると、もう一度このブログを見に来てくれる展開も、なくはないのでは!?

というわけで、このエントリになりました。
ありがとうございます!ありがとうございます!
この際、偶然の一致でもなんでもかまわない!推すよ!!!

まぁ、私の妄想してたのが、三人のこどもを育てる専業主夫だったのに対し、
バスターさんは「一人息子」という設定。
字面からすると、風車のついた手押し車に息子を乗せ
戦闘中は、ちょっと離れたところで待機させてる。もちろん呼ばれ方は「ちゃーーん!」
・・・ってな雰囲気なので(たぶん違う)私の妄想とは違うな~って感じではありますが。

ところで。このニュースがタイムラインを席巻した直後
「実は、育児の美味しいところだけつまんでSNSでイクメンどやぁ!ってしてたのを
 中盤で妻に暴露されて欲しい」
などというツイートを見て、ドン引きしたり。お前ら、イクメンに村でも燃やされたのか。

まぁ、ね。育児をしてるパパは「イクメンかっこいい!」ともてはやされるのに、
育児をしてるママは「え?それが普通でしょ?当然のことをしてるだけじゃない?」と言われ、
なんなら「手抜きじゃない?ちゃんとやれよ」とディスられることすらある昨今。
イクメンアレルギーが蔓延してるのもわかるんですが、
メイン視聴者層のサポーターであるママさん達に、『イクメン』という肩書きだけで忌避されないといいなぁと
番組始まる前から胸を痛めております。もはや、他人事ではない。

ともあれ。「世界を救うために自分の身を犠牲にする!」というのがまかりとおるヒーロー物の世界観で
「仕事も大事だが、それ以上に家族が大事だ」「こどもにとって、父親は俺だけなんだ」的な
個の在り方を尊重する姿勢も、すっげぇ大事だと思うんですよ。
そういう意味でも、バスターさんに期待しております。頑張って!!!

雑文「仮面ライダー、こんな新シリーズを見てみたい」

2018-06-10 19:07:03 | その他
更新久しぶりすぎて、ログインできなかったらどうしようかと思いました。

ツイッターで書こうと思ったんですが、どうにも140字でおさまる気がしなかったので
久々にこちらを開いてみました。
題して。「仮面ライダー、こんな新シリーズを見てみたい」

私が個人的に好きなのが、天道総司系の「全知全能キャラ」なので
ぜひともそういう仮面ライダーを見てみたい。
だがしかし、全知全能キャラがいると敵味方のバランスが崩れますよね。
そこで・・・。




第一話冒頭。怪人に襲われる市民たちの前に颯爽と立つ若者。
「みんな!早く逃げて!」と避難をうながし、
格好良く変身を決め、敵に向かって任意の決めセリフを叫びます。見せ場です!

しかし、格好良いのはそこまで。
技のひとつも決まらず、ダメージも与えられず、敵に散々にボコられます。
そう、主人公はまだ一度も勝てたことのない
若くて未熟な、新米ライダーだったのです。
逆に言えば、伸びしろしかない(苦笑)

さて、ぼろ雑巾のようになった新ライダー。
もうダメだ・・・と思った、そのとき、新たなる仮面ライダーが登場!
そうです、こちらが全知全能系無敵ライダーです。
無敵ライダーなので、雑魚敵なんかあっさりと一蹴です。

変身を解いて「おまえ、ボロボロだな。大丈夫か?」と声をかける無敵さんに、
「た、助けてください!」とすがりつく新人くん。
場面切り替えて、新人くんの身の上相談シーン、それにあわせて世界観なんかをざっくり説明。
「わかった。じゃあ都合がつく限り、助けに行ってやるよ」
そう言って連絡アイテムを渡す無敵さん。

第一話ラスト。次の怪人が襲ってきたので
さっそく連絡アイテムで無敵さんに助けを求める新人さん。
「すみません!また敵が現れました!場所は・・・」
「悪い、娘のお迎えの時間だから今は行けないわ」

「そうなんですか、おむか・・・えーーーー!?」

という感じで引っ張っての二話。

「なに、俺にこどもがいたらおかしい?」
「いや・・・あまりに想定外だったので・・」

無敵さんは三児のパパ(小学生1人&幼稚園2人)
キャリアウーマンとしてバリバリ働く奥さんに代わって家を切り盛りする
「まぁ、いわゆる専業主夫ってやつだな」

てな感じで、運が良ければ助けに来てくれるんですが、
基本、来ません。

・上の子の授業参観が~
・真ん中の子が風邪をひいちゃって~
・下の子の予防接種の予約が~
・登下校時の旗持ち当番で~ (←そういうのがある)

と、視聴者層の母親が「あるある」と頷くような口実で、なんやかや来ません。
でも、たまに来る。(スーパーの特売レベルなら、融通つけてくれる)
たまに来て、めちゃくちゃ強い勝ち方をして帰る。

それでもまぁ、新人くんにいろいろと有益なアドバイスをしてくれたりするので
新人くんもやがて勝ち星をあげられるようになり、
めきめきと力をつけていくって感じで。

必然的に無敵さんは中盤から出番が少なくなるんですけど、
終盤、手ごわいボス戦になると、久々に前線復帰します。
んで「俺の背中を預けられるほど強くなるとはな」と笑って欲しい。
そして最終回手前で爆死したかに見えて
最終回で華麗に復活。「可愛い子供たち残して死ねるかよ(笑)」




そんな感じも、一風変わってて面白いと思うのですが、どうでしょう?
パパ仮面ライダーって、ありそうでなかったですよね? 
スカル?泊進ノ介? えっと・・・本編ではいないですよね???

「幼児(視聴者層)の父親」が仮面ライダーというのは
子供たちにとっても親近感があると思いますし、
「そんな用事は後回しにしてちゃんと戦ってよ!」と憤慨するお子さんにも、
「親にとって、こどもは何より最優先されるんだよ」ということを
再認識できる機会になるかなと・・・、どうだろう、ワーキングママを責められたら辛いな。

でも、個人的に面白くなりそうなので是非見てみたいです。
東映さん、お目に入りましたら、是非ご検討ください!

HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY

2017-08-20 22:00:00 | その他
拮抗する5つのチームの頭文字から「SWORD地区」と呼ばれているそのエリアは、湾岸連合軍との苦しい戦いに勝利し、穏やかな時間を取り戻していた。そこに暴君・林蘭丸率いる悪名高いスカウト集団「DOUBT」、王者・ジェシーを筆頭とする武闘派集団「プリズンギャング」が突如現れ、恐怖によるSWORD支配を目論む。さらに、カジノ建設を視野に、権力と癒着する反社会組織「九龍グループ」と、その陰謀を暴こうとする琥珀、九十九、雨宮兄弟の激闘も絡み、SWORD地区は未曾有の緊張状態へと突入する。


観に行ってきました。

いつもだったら映画の感想をわざわざブログにまとめたりしないんですが、
ここ1週間くらい、気になるツイートを何度もRTで見かけておりまして。
いわく「ハイローの劇場版チケットをお譲りします」と。
条件は公開週に観に行くこと。観賞後に感想文を書くこと。

感想文と言われたら気になるじゃないですか。
自慢じゃありませんが、感想文を書くという行為については、
この一年間に書いた文字数では、おそらく日本でも一番じゃないかと自負しておりまして。
(ただし内容に関しては以下略)

そんなわけで、「感想文書いてください」なんて言われて、
つい挙手したくなったんですが、
たぶんおそらく、求められてる人材は私じゃないよね?っていう。

なので、企画に乗るほどの勇気もないビビりなんですが、
「感想文を書いて欲しい!」「動員数を少しでも増やしたい!」という気持ちにお応えしたく、
一方的に感想文書いてみることにしました。まぁ、特撮と親和性の高い作品ですしね。

なお私のハイロー視聴歴は以下のとおり。
○ シーズン1
× シーズン2
× HiGH&LOW THE MOVIE
○ HiGH&LOW THE RED RAIN(※ただし金曜ロードショー放映版)

まずはネタバレなし感想。

過去作を完走してないので不安もあったんですが、全然大丈夫でした!
まったくの初心者でも、たぶん大丈夫なんじゃないかな?
いつものSWORD地区の紹介や、いままでの粗筋の案内もあるし。

いまさらながら「HiGH&LOWの構成がうまいなぁ」と思ったのは、
もう本当に、登場人物がめちゃくちゃむちゃくちゃ多いんですけども
全員が何かしらのグループに属してる。なので、グループ単位で把握すればオッケーなんですね。

そのグループも、せいぜい10個くらい?
登場人物が10人と思えば、ぐっと敷居が低くなりますよね!
しかもそれらが激しく個性的。デザインやカラー、テーマ曲でくっきり色分けされてる。

ググったら公式の「キャスト紹介動画」がありました。こんなのあったのか。
不安な人はこれ再生しとけば安心ですが、見なくても大丈夫。自分の知識、これ以下でした。



「っていうか、いきなり10個も覚えられねーよ!」という方なら、
最低限、コブラ(@山王連合会)と雨宮兄弟(@雨宮兄弟)を覚えておけば大丈夫。
HiGH&LOWのストーリーはめちゃくちゃ単純なんですよ。売られたケンカを買う。それだけ。
彼らに協力してくれる人たちが味方で、ケンカ売ってくる人が敵です。それでたぶん間違いない。

量で攻めてくるけど、基本は単純。要は「画の美しさ」です。
リアリティーがない、ありえないとかツッコミいれるだけ時間の無駄。
かっけぇ!ただひたすらかっけぇ!と、口をあけて呆然とするタイプの作品です。

ただ、まぁなにしろ量はすごい。量がすごいので、
見ていくうちに、それぞれのチーム内のメンバーとか気になってしまうという
間口が広くて奥が深い、みたいな構成なんですよ。マジですごくない?

というわけで、かく言う私も視聴直後に
「これはDVD買っちゃうか?」と悩んでる有様です。悩んでる時点で買うフラグ立ってます。

以下ネタバレ感想。
感想とは言いながらも、ほぼ「すごい」しか言わないよ。



導入は無名街から。
やっぱRUDE BOYSのアクションは気持ち良いですね、空飛んでるみたい。

これまでの粗筋を挟んでから、前半は雨宮兄弟vs九龍会。
日本刀のお兄さんが不死身過ぎて怖い。
目の前に現れるたびに「もう勘弁してください」ってなってた。
あれはえげつないわ、あれはないわ(絶賛の意)

カーアクション!めちゃくちゃっすよ。めちゃくちゃっす。
いや、最新のハリウッド映画とかあんまり見てないのでアレなんですけど
「今のカーアクションはこんなことやってんの!?」って驚くレベルです。
危ない。映画の最後に「安全には十分に配慮してます」って注意書きあったけど、いやマジすごかった。

後半はSWORDvs新勢力。
こちらは、達磨の日向さんが言ってたようにお祭り状態です。まさに物量作戦。
開始当初こそ、白vs黒の明確なケンカだったんですが、
追加に次ぐ追加。さらに追加さらにドン!みたいな感じで
なんかもうぶっちゃけ、ケンカしてる本人もどれが味方だかわかんないよね?っていう。

そんな中でも鬼邪高校のノリが良かった。
お前らこんなノリだったんかい!村山くんいいぞ!好きだ!っていう。
さらに。RUDE BOYS。かれらはもう芸術ですわ。言葉もないわ。

あとね。九十九さんのセリフ。
「ケンカじゃなにも解決しない」っていう、うわぁ全否定しちゃったよ!の直後の
「でもケンカしようっていう気持ちは大事だ」っていうのが、すごく良かったです。
そのあとの、九龍グループ善信会会長の背中に蹴りいれちゃうコブラも、大変に良かった。

しかしまぁ、チーマーのケンカにヤクザが乗り込んできちゃって
どうすんのコレ!?っていうところで、次回へ続きました。
次回?劇場版なのに次回!? ってことで、
次回作は11月公開ですって。見に!行くよ!そりゃ当然だろ!!!(泥沼)

その他。
そもそもこの映画は貴利矢さん・・・じゃねーやキリンジこと小野塚勇人さん目当てで行ったんですが、
終盤に入ったあたりで「あ。これは九龍グループ家村会の出番ないじゃん」ってことに気づいた。
そこからの、予告での小野塚さんアップ!小野塚さんの突撃シーン!
ありがとうございます!ありがとうございます! 11月には必ず会いに行きますから!!!

そのほかにも特撮関係者を楽しみにしてたんですが、ほぼ見つからなかったなぁ。
まぁ画面に見入っていて、探すの忘れていたっていうのがほぼ正解。

・KIZZY(稲葉友:詩島剛/仮面ライダーマッハ)
 出番多かった。しかし彼はなぜ女性的な配役ばかりまわってくるんだろう。

・COSETTE(松田凌:城乃内秀保/仮面ライダーグリドン)
 探すの忘れてた。

・LASSIE(西川俊介:伊賀崎天晴/アカニンジャー)
 いた。

・中園(陳内将:エンター(ゴーバスターズ))
 探すの忘れてた。上記の紹介動画では確認できた。

・シオン(永瀬匡:仁藤攻介/仮面ライダービースト)
 探すの忘れてた。

・ユウ(佐野岳:葛葉紘汰/仮面ライダー鎧武)
 探すの忘れてましたが、セリフあったので見つけました!
 佐野岳の運動神経ならさぞ目立つだろう!と思ったのに
 RUDE BOYSの皆さん身体能力が半端なさ過ぎて目立たないという、レベル恐るべし。

・加藤鷲(小澤雄太:伊賀栗レイト/ウルトラマンゼロ)
 いま旬なので見ればわかると思ったんだけど、まっっったくわかんなかった。

・平井(武田航平:紅音也/仮面ライダーイクサ)
 見つからなかった。上記動画見てから行けばよかった痛恨。

以上、かな?
彼らが見つからなかったことで、よりDVDが欲しくなってしまうという罠。

さらに蛇足。
単純でわかりやすいストーリーではありますが、
劇場内に幼児?と思われる感じの飽き飽きした声がかなり響いており
(後半聞こえなくなったので連れ出されたのか、あるいは寝落ちしたか)
まぁなんだ、さすがに幼児には不向きだと思います。

ちなみに私の隣に座っていたのは推定10歳くらいの男児で、
こちらは存在を忘れるほどに静かに見ていたので、連れていくなら小学校中学年以上かな?と。
なおこの推定10歳男児は山王連合のTシャツ着てたのでガチ勢であったと鑑賞後に判明。
いいなぁあのTシャツ欲しい。

仮面ライダー THE FIRST

2017-01-07 13:00:00 | その他
城南大大学院の若き科学者・本郷猛は、ある日“ショッカー”に拉致されバッタの改造人間=仮面ライダー1号へと改造され、その尖兵となっていた。その頃、雑誌記者の緑川あすかは「怪人」があらわれるという都市伝説の取材のため、フィアンセの矢野克彦と共に最後の目撃者を追いかけていた。そこに仮面ライダー1号が姿を現し克彦に手をかけるが、ふとしたきっかけで猛としての自我を取り戻す。ショッカーは猛を裏切り者として、彼の抹殺を目論み、新たな改造人間、一文字隼人を送り込むのであった。


英語表記が「MASKED RIDER」だったので、じゃあこれも1期カウントじゃねーの?という
やや強引すぎる理屈で感想文仲間に入れてみました。
平成1期じゃなく、むしろ昭和ライダーだよね?っていう話なんですけども。

みどころはやはり1号2号のかっこよさと
一文字隼人さんのぶっとんだキャラ設定でした。好きだぜ。すごく昭和だけども。

ここでは「変身」の掛け声はないけれど、
変身ポーズを彷彿とさせる見栄の切り方、かっこいい。

1号2号の共闘が熱いのは、今も昔も変わりませんよね。
並ぶだけで胸熱。

このライダーはマスクオフもできるので、首元は素肌が見えたりするんですよね。

製作陣の「格好よさを追求する姿勢」を一番感じたのがこのシーン。
ベイサイドに止めたオープンカー。何この長さ。こんな車が日本に存在してんの!?っていう。
その車内で、シャンパンを、わざわざグラスにあけて飲むんですよ。
つか飲酒したらどうやって車持って帰るんだよ!?っていう。

まぁ、そんなことはどうでもいいから雰囲気楽しもうぜ!っていうのを感じる作品ですね。