The Way We Were

誰しも通り抜けてきた
切なくも愛おしい時代
My Adolescence

さようなら

2022-01-15 | 2022年
父が 亡くなりました。。
父の葬儀の折
久しぶりに 一番大きな姪っ子と再会しました。。
 
姉の結婚
そして初孫の誕生
その時期を境に
母の心は私から離れて行きました。。 
 
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もともと
姉 と 兄の子育てに精一杯で
年の離れた末っ子の私は...
上の二人に準(なぞら)って 育てるかのようでもあり
私にっての初めてのことは
上の二人との比較で
結果が良ければ..
そのことが 母にとっての新たな感動のようでしたが
結果が悪ければ..
上の二人と異なっていることが許しがたいものだったようです。。
 
両親にとっての新たな喜びを齎したこと と言えば
私が 地域一の難関高校に入学したこと でしょうか(笑)
それだけが
上の二人の経験から さらに願った親の気持ちだったのでしょうか
私が行きたかった高校ではなかったのに
強いられるままに 合格しました。。
 
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私が高2の時に姪っ子が誕生しました。。  
 
姉が嫁ぎ
兄が大学進学で家を出たのは
私が高校に入学したのと同時期のこと。。
 

絶望 2021-03-10

祖父母と両親という大人の中に独り取り残された
そういう感覚に陥った私。。
 
 
当時..
父が引き起こした経済的な問題のために
姉も兄も不在になったわが家には 冷え切った空気が漂っていた。。
 
しかし
初孫の誕生というものは
両親 特に母にとって この上にない生きがいと化し
嫁いだ娘とその家族に対しては
家の事情を悟られないよう...
 
また
夢に向かって大学に入って 独り暮らしをする息子には
その妨げにならないよう 必死でフォローをしていた両親..
その背後で
高校生になったばかりの私は
大人の(両親の)事情に振り回され..
自分の進路を決めていくために集中できなかった
悩み多き頃。。
 
気が付けば
半世紀もの歳月を
私は...
自分を見失って生きてきたような気がします。。
 
 

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