The Way We Were

誰しも通り抜けてきた
切なくも愛おしい時代
My Adolescence

彷徨う魂..

2021-04-18 | 2021年
 
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 自分を生きる とは
 自分に満足する とは
          どういうことなのか。。。
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 物心ついた頃から違和感の中で育った
 そういう気持ちを払拭できないまま現在に至っている。。
 
 その違和感は 何なのか。。
 
 経済的にはかなり豊かな環境で育ったのは確か...
 親の人間関係は私の友人関係にも影響し
 幼稚園から高校に至るまで
 近しい友人と言えば
 医者の娘や
 街の名士と言われている家庭の娘ばかり
 
 当時はまだ 貧しさの漂う家庭も多かった時代に
 私は
 幼少期からピアノを習い
 その他の稽古事も
 ブルジョア(※現代ならばセレブ)感のある環境に入れられていた。。
 
 それは
 私の意志ではなく..
 親が好んでそうさせていただけのこと。。
 
 
 ただ...
 本当の私は
 お嬢ちゃん気質でもなく
 どちらかと言えば
 農家のこどもたちや 貧しい家庭のこどもたちと
 体を動かして暗くなるまで遊んでいたい
 そんなタイプだった。。
 
 そういう私の行動を
 母は
   ああいう子と遊んではいけない
   ああいう子を家に上げてはいけない
 と 非常に嫌っていた
 
 母は...
 私の嫌いなことばかりを強いて
 私の好奇心を否定ばかりしていた
 
 その基準にあるのは 姉であり...
 姉の子育てにはなかったようなことを
 私が憧れたり関心を示すことが理解できない人だった
 
 姉とは10年もの開きがある時代を
 高度成長期の時代を
 多感な夢と希望を抱いて育とうとする
 その時代の先を 感受することが出来なかったのだろうか
 
 私にとっての当たり前の時代を
 母は ことごとく否定をし
 私にとっての当たり前は
 母によって 罪悪と課せられてしまう
 
 正しいと思うことを否定されることへの 違和感 と 矛盾
 
 それは...
 生家を離れるまで強いられていた感情だった。。
 
             彷徨う魂の序章
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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