The Way We Were

誰しも通り抜けてきた
切なくも愛おしい時代
My Adolescence

和魂洋才

2012-03-12 | 2012年

僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る

           - 高村光太郎 『道程』

 

息子の高校の卒業式で 校長先生からの祝辞の中に
ルネ・デカルト(フランス哲学者&数学者)の
『方法序説』からの引用がありました。

 数学の問題なら また時間を置いて考えるということも可能ですが、
 これからの人生においては ほとんどの場合
 即座に回答を求められ 行動に移すことを強いられることの方が増えてきます
  
   もし?森の中で道に迷ったならば、
   そこに立ち止まって何も行動しないよりは
   とりあえずの道を定めて 信じてその道を進む方が良作である

   誰もはじめは 自分の選択が正しいかどうか? などはわかり得ない
   しかし、信じて進むのと同時に
   やがて行き着く頃には 『この道は正しかった』と確信が持てるような
   努力を惜しまないことだ

といった意味のお話でした。

卒業とともに母校から羽ばたいて行く生徒たちへの
心のこもった餞の言葉に感動しました。

まさしく 僕の前に道はない 
    僕の後ろに道は出来る


新たな道への一歩を踏み出さん いざ!

 

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「和魂洋才」・・・Web参照

 ●日本古来の精神を大切にしつつ、

  西洋からの優れた学問・知識・技術などを摂取・活用し、

  両者を調和・発展させていく

 ●日本人が伝統的な精神を忘れずに西洋の文化を学び、

    巧みに両者を調和させること。

 


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