父親が48歳で亡くなってから早40年。
そのお仏壇を守ってきた母親が62歳で亡くなってから30年。
大黒さまに嫁いで姓が変わっても母親と同居してくれていたのでお仏壇はそのままで、
両親の仏様をお守りしてこられたわけですが・・・
あづが荒れ始めてからは度々そのお仏壇を怖がるようになっていました。
まだまだ親孝行半ばで心配の掛け通しで母親を送った身としては
あづのことを心配しながら旅立った母親のことを思うと申し訳ない気持ちばかりで
あづの気持ちを思いやるよりも
母親が悪者にされているようですごくイヤでした。
「恐いばあちゃんがあづをいじめる」というあづの言葉が腹立たしく、
でもそれもいつも一過性のものだし、
その場だけの戯言だと決めつけて無視というか、適当に誤魔化してきたのですが。。。
今回は少し違ったんです。
もちろん両親の霊を軽んじるつもりはありませんが、
自分たちの先を考えなければならなくなってきたこの歳になって、
母親が「もういいよ」と言ってくれているのかもしれないと手前勝手に思うことにしたんです。
亡くなった親よりも生きている娘を守りたい。
なのであづの定位置から見えていたお仏壇を閉じ、
お位牌や写真など箱に詰めて封印したら・・・
不思議なことにあづの顔から険しさが消えました。
空っぽになった仏壇はその夜のうちに別部屋に移動させ、
4日ほど大黒さまの寝室にお世話になりましたが
昨日、社長さんの車をお借りして処理センターへ運び込んでもらいました。
古い古い木の箱はその場でものの見事にバキバキになったそうです。
「もう安心。
もう恐いばあちゃんは出てこないよ。
ありがとう。」
あづが嬉しそうに言いました。
そしてその後夕方から突然の吐き気発作に襲われて、
夜中の3時過ぎまで苦しみましたが、
朝方ようやく眠れて、大黒さまの出勤後二度寝をしたら少し食べられて、
なんとか復活しました。
社長はんにお礼を言いたいからと
しんぷるさんまで出かけることもできて、
お風呂に入って、ご飯を食べて、
鼻歌を歌いながら好きなDVDをゴロゴロしながら観ている様子は
とても平和な光景です。
父親も母親も孫の心配から解放してあげられたと
罪悪感は持たずに心の中で感謝を忘れずにいたいと思います。
ありがとう。
おつかれさまでした。
そのお仏壇を守ってきた母親が62歳で亡くなってから30年。
大黒さまに嫁いで姓が変わっても母親と同居してくれていたのでお仏壇はそのままで、
両親の仏様をお守りしてこられたわけですが・・・
あづが荒れ始めてからは度々そのお仏壇を怖がるようになっていました。
まだまだ親孝行半ばで心配の掛け通しで母親を送った身としては
あづのことを心配しながら旅立った母親のことを思うと申し訳ない気持ちばかりで
あづの気持ちを思いやるよりも
母親が悪者にされているようですごくイヤでした。
「恐いばあちゃんがあづをいじめる」というあづの言葉が腹立たしく、
でもそれもいつも一過性のものだし、
その場だけの戯言だと決めつけて無視というか、適当に誤魔化してきたのですが。。。
今回は少し違ったんです。
もちろん両親の霊を軽んじるつもりはありませんが、
自分たちの先を考えなければならなくなってきたこの歳になって、
母親が「もういいよ」と言ってくれているのかもしれないと手前勝手に思うことにしたんです。
亡くなった親よりも生きている娘を守りたい。
なのであづの定位置から見えていたお仏壇を閉じ、
お位牌や写真など箱に詰めて封印したら・・・
不思議なことにあづの顔から険しさが消えました。
空っぽになった仏壇はその夜のうちに別部屋に移動させ、
4日ほど大黒さまの寝室にお世話になりましたが
昨日、社長さんの車をお借りして処理センターへ運び込んでもらいました。
古い古い木の箱はその場でものの見事にバキバキになったそうです。
「もう安心。
もう恐いばあちゃんは出てこないよ。
ありがとう。」
あづが嬉しそうに言いました。
そしてその後夕方から突然の吐き気発作に襲われて、
夜中の3時過ぎまで苦しみましたが、
朝方ようやく眠れて、大黒さまの出勤後二度寝をしたら少し食べられて、
なんとか復活しました。
社長はんにお礼を言いたいからと
しんぷるさんまで出かけることもできて、
お風呂に入って、ご飯を食べて、
鼻歌を歌いながら好きなDVDをゴロゴロしながら観ている様子は
とても平和な光景です。
父親も母親も孫の心配から解放してあげられたと
罪悪感は持たずに心の中で感謝を忘れずにいたいと思います。
ありがとう。
おつかれさまでした。