ちょうど一週間前。
お盆前日の8月12日の朝に我が家の愛犬けんしろうが突然息をひきとりました。
12歳と7ヶ月と11日の命が天に召されて逝ったその時、
最後に3回振り絞るように鳴いて私たちにお別れを言ってくれたようでした。
何があっても何をされてもあづの傍に居てくれた忠実な見守り犬だったけんしろう。
大きな身体の男前なのに穏やかで静かな我が家の住人。
大事な家族のけんしろうが。
前日まで大黒さまと元気に散歩に出かけ、
少ないながらもちゃんと食事をして、あづの横でおやすみをしたけんしろうが。。。
呼んでも揺すっても横たわったまま動かなくなってしまいました。
あまりにも突然で呆然自失の私たちでしたが、
とりわけあづは本当に「けんしろう依存」が激しくて、
すこしでも長生きしてねって七夕の短冊にも書いたばかりで、
「困ったときはけんしろう」という標語になりそうなくらい頼り切りだったので
どうしたらよいか、どうしてあげたらよいか頭が回らなくて、
家族が三人ともみんなパニックになっていました。
亡骸を囲んで半日泣き続けましたがそのままというわけにいかず。
棺になりそうな箱を探し、安置してからはその箱の周りでお別れを言いました。
ずっとどこにも連れて行かないで!!
ココにいて!!!
って叫んでいたあづもさいごには
「いっぱい助けてくれてありがとう」
「叩いてごめんなさい」
「ずっと一緒に居たかった」
「忘れないよ。大好きだよ」
と、自分の言葉でお別れが言えたので、
焼き場に連れて行きました。
鈴鹿は清掃センターの片隅にある安置所に置いてきて合同で焼いて貰うそうで、
その日は他の子は居ないようでしたが、
お線香をあげて手を合わせてお別れしてきました。
けんしろうの居ない家。
想像するだけで哀しくて、あづの気持ちを思うとどうしてやるのがいいのか?
すると思いがけずあづが言いました。
「けんちゃんの代わりが欲しい。買って!!」
?????
「けんしろうの代わりなんていないじゃん!!!」
って喉まででた言葉を飲み込んで、
「そうだね、探しに行こう」とその場を切り抜けたのでした。
それでも本当に焼き場から犬屋さんに行ってみたのです。
男の子で、白いミックスで・・・
事情を話し、けんしろうとおなじ犬種を伝えてみましたが、
偶然入ったそのお店(というよりブリーダーさんの施設でしたが)は
トイプードルと柴犬の専門の施設でミックスは居ないとのことでした。
それでも柴なら・・・とあづが言うのでお願いしてみると、
お産の時の母犬のしくじりで3本脚になってしまった白い豆柴が居るのだけど、
女の子だし、売り犬ではないけれど、
可愛がってくれそうだから譲っても良いとオーナーさんが言ってくれたので見せて貰うと・・・・
なんと、けんしろうが初めて家に来たときによく似たお顔のちっちゃな子で、
一目で通じ合ってしまったような気がして、
きっとけんしろうが逢わせてくれたんだと勝手に解釈して
もらってきちゃいました。
名前は「けんこ」
あづが速攻つけました。
「けんちゃん」って呼んでいます。
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けんしろうが若返って戻ってきてくれたようです。
怪我や病気での3本脚ではないのでとても元気でよく動きます。
でもけんしろうのようにほとんど鳴きません。
写真よりもっとちっちゃくて初めっからのお部屋犬なのでトイレトレーニングに振り回されていますが
その分悲しみに浸る間がなくて
癒される方が多いです。
もちろんだからといってけんしろうロスは確かにじわじわきていますが、
少しずつあづに笑顔が戻ってきました。
まだその辺に居るであろうけんしろうの霊にしっかり引継をしてもらったようなけんこちゃん。
なかよくしようね。
お盆前日の8月12日の朝に我が家の愛犬けんしろうが突然息をひきとりました。
12歳と7ヶ月と11日の命が天に召されて逝ったその時、
最後に3回振り絞るように鳴いて私たちにお別れを言ってくれたようでした。
何があっても何をされてもあづの傍に居てくれた忠実な見守り犬だったけんしろう。
大きな身体の男前なのに穏やかで静かな我が家の住人。
大事な家族のけんしろうが。
前日まで大黒さまと元気に散歩に出かけ、
少ないながらもちゃんと食事をして、あづの横でおやすみをしたけんしろうが。。。
呼んでも揺すっても横たわったまま動かなくなってしまいました。
あまりにも突然で呆然自失の私たちでしたが、
とりわけあづは本当に「けんしろう依存」が激しくて、
すこしでも長生きしてねって七夕の短冊にも書いたばかりで、
「困ったときはけんしろう」という標語になりそうなくらい頼り切りだったので
どうしたらよいか、どうしてあげたらよいか頭が回らなくて、
家族が三人ともみんなパニックになっていました。
亡骸を囲んで半日泣き続けましたがそのままというわけにいかず。
棺になりそうな箱を探し、安置してからはその箱の周りでお別れを言いました。
ずっとどこにも連れて行かないで!!
ココにいて!!!
って叫んでいたあづもさいごには
「いっぱい助けてくれてありがとう」
「叩いてごめんなさい」
「ずっと一緒に居たかった」
「忘れないよ。大好きだよ」
と、自分の言葉でお別れが言えたので、
焼き場に連れて行きました。
鈴鹿は清掃センターの片隅にある安置所に置いてきて合同で焼いて貰うそうで、
その日は他の子は居ないようでしたが、
お線香をあげて手を合わせてお別れしてきました。
けんしろうの居ない家。
想像するだけで哀しくて、あづの気持ちを思うとどうしてやるのがいいのか?
すると思いがけずあづが言いました。
「けんちゃんの代わりが欲しい。買って!!」
?????
「けんしろうの代わりなんていないじゃん!!!」
って喉まででた言葉を飲み込んで、
「そうだね、探しに行こう」とその場を切り抜けたのでした。
それでも本当に焼き場から犬屋さんに行ってみたのです。
男の子で、白いミックスで・・・
事情を話し、けんしろうとおなじ犬種を伝えてみましたが、
偶然入ったそのお店(というよりブリーダーさんの施設でしたが)は
トイプードルと柴犬の専門の施設でミックスは居ないとのことでした。
それでも柴なら・・・とあづが言うのでお願いしてみると、
お産の時の母犬のしくじりで3本脚になってしまった白い豆柴が居るのだけど、
女の子だし、売り犬ではないけれど、
可愛がってくれそうだから譲っても良いとオーナーさんが言ってくれたので見せて貰うと・・・・
なんと、けんしろうが初めて家に来たときによく似たお顔のちっちゃな子で、
一目で通じ合ってしまったような気がして、
きっとけんしろうが逢わせてくれたんだと勝手に解釈して
もらってきちゃいました。
名前は「けんこ」
あづが速攻つけました。
「けんちゃん」って呼んでいます。
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けんしろうが若返って戻ってきてくれたようです。
怪我や病気での3本脚ではないのでとても元気でよく動きます。
でもけんしろうのようにほとんど鳴きません。
写真よりもっとちっちゃくて初めっからのお部屋犬なのでトイレトレーニングに振り回されていますが
その分悲しみに浸る間がなくて
癒される方が多いです。
もちろんだからといってけんしろうロスは確かにじわじわきていますが、
少しずつあづに笑顔が戻ってきました。
まだその辺に居るであろうけんしろうの霊にしっかり引継をしてもらったようなけんこちゃん。
なかよくしようね。