あづメッシュとともに

右往左往しながらも少しずつ落ち着いてきた娘との
日常と、息子くんの音楽をご紹介しています。

お盆ですね。

2020-08-14 00:19:46 | 日々のあれこれ
在りし日のけんしろう

大片付けしてたら見つけた写真。
ちょうど12日がお命日だったから写真を写真に撮りました。
これもけんしろう。

まだお外で飼っていた頃ですね。

12日に亡くなって、その日のうちにけんこがやってきて、
13日からお盆ですもの。

真夏のこの時期の辛い記憶。

もう5年もたってしまったのですねぇ。

夕方の迎え火に導かれて、じぃじとばぁばと一緒に帰ってきてくれましたよ。

けんこもちょっぴりそわそわして、心なしか食べる量が多いような??
けんしろう兄ちゃんの分までたべているのかも。

けんしろうは大きなくせに食が細くて、外犬の時はいつもアリさんに食べられちゃったり、
お隣の猫さんに代わりに食べてもらったりしてました。

けんこもなかなか食べてくれなかったフードですが最近はわりと安定して食べるようになってきました。
ちょっと食べすぎ注意なくらい(特におやつですけど(-_-;)

そういえば、今年初盆の身内が一匹いたのをわすれていました。

4月の息子の誕生日に2匹の金魚と暮らしていると書いたそのすぐ後に
カビラさんという一匹が亡くなってしまったのです。

しばらく前から病気のようで、薬浴やら塩水浴やらカレなりに手は尽くしていたのですがとうとう。。。という感じでした。
何回ももうダメかもしれないと言いながらもなんとかもちこたえてくれていたのですが、いよいよ。となったときにカレが心配したのは
「埋めてやるところがない。」ということでした。

亡くなったら土に返してやらなきゃ。という思いがあったので、ウチの庭に引き取ることにしました。

4月27日に亡くなって、すぐに冷凍。
翌日のクール便でクッキー缶に入ったカビラさんがきれいなまま届きました。

大国さまが桜の木のを空けてくれたのでそこに「カビラの墓」をつくりました。

地元のお祭りの金魚すくいでもらったらんちゅうで、もう一匹のジョンさんと仲良く一人暮らしのカレの相棒になってくれてから6年。
お部屋仕事のお供をしてくれて、癒してくれて、ありがとう。

庭に出るとなんとなく手を合わせています。

でも、カビラさんはどっちに帰ってきてるのでしょうか??

カレはこちらに帰ってこられないのでお墓参りができませんね。


<墓じまいと永代供養>


お盆の夜なので書いておきましょう。
あづ家が暮らすこの家は、母の実家です。
父親を二十歳で亡くしてから母親が建売の小さな家を買って、
それまで住んでいた社宅から移り住んだのは45年前のことです。

それから同居を申し出てくれた大国さまが一緒に暮らせるように増築をしてくれて、表札が二つ並んでいました。

父親の墓はなんと母親がテレビショッピングで買いました。(テレビショッピング大好きだったんです。(笑)

お隣の岐阜県に当時にしては新しい「宗派を問わない霊園」が出来たとのことで、早々に契約をしたのです。

母親が元気だった頃は電車を乗り継ぎひとりで毎月お参りに出かけていましたが、ほどなくしてガンが見つかり入院、手術、通院と、
一人で出歩くことが困難になってからは大国さまが車で連れて行ってくださるようになりました。

山を切り崩してどんどん上のほうまでお墓が並んだ大きな霊園になりましたが我が家から車で100分ほどかかります。
お盆や暮れのお参りの時は渋滞にかかるともっと。
往復だけでなかなか大変な行事になりました。

それでも大国さまは当たり前のように年に何度も母親をお参りにつれていってくれましたし、
母親が亡くなってからもずっと通ってくれました。
申し訳ないなぁと思いながらも運転のできない母は着くまではただ寝てるだけ~の墓参り。
あづだけは付き合ってくれましたがあとの家族にはちょっと遠すぎでしたね。

若く見えてももう66歳の大国さまに頼り切りの我が家ですが、そろそろいろいろと終活も始めなければなりません。
そこで気になっていた両親の永代供養のことを調べ始めました。

そしたらなんと、すぐ近くに受け入れてくださるお寺があることがわかりました。
詳しい情報がちゃんとHPに載っていて、場所もあづが通っていた小学校の近くでした。

早速ご相談に伺い、感じの良いご住職に丁寧な説明を受けて決めました。


昨年の秋のことです。

それから岐阜のお墓を墓じまいしてお骨を取り出し、
こちらのお寺に納骨して頂きました。

納骨式も丁寧で、永代墓の石門を開けて、ご住職が中に安置する様子も見せていただきました。

お寺の裏手のその墓地が広々として爽やかな風が渡り、本当にホッとする空間なのにはちょっとびっくりしました。

いつ行ってもお花が溢れてきれいな気持ちの良い場所です。

本当にいつでも行ける近さで、嬉しい限りです。

墓台のぐるり周りに「銘版」という名前を彫った札を取り付けてあります。
戒名と俗名を表裏に彫るのですが表をどちらにするか選べるとのことで、俗名にしてもらいました。
父親の代で絶えさせてしまった姓なのでせめてもの供養になると思います。


というわけで、ひとつ、気になっていた実家の永代供養が相成りました。

昨日行ってきましたがお花とお線香をあげて手を合わせた瞬間さぁ~っと風が渡りました。

よくきたね。と言ってくれているようでした。

あづも大好きな空間です。


長くなりましたが、なんの予定もないお盆です。

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