会場入り口に、草間彌生のオブジェがお出迎え。
名古屋市美術館で6月8日まで開催中の「マインドフルネス!高橋コレクション展2014」を観賞。
日本屈指の現代美術コレクターで精神科医の高橋龍太郎氏の名古屋でのコレクション展。2000点を超えるコレクションの中から厳選された作品が並ぶ、現代美術の展覧会では秀逸な展示です。
その作品は、村上隆、草間彌生、奈良美智など一般にも有名な作家や、会田誠、山口晃などの現代美術の展覧会では欠かすこのできないアーティストの作品から中堅、新進気鋭のアーチストの大作がずらりと並ぶ、現代美術ファンに必見の展覧会です。
過去の現代美術の展覧会において貸出し展示された作品も、多数あり改めてコレクションの価値の高さを感じます。その作品のひとつひとつに、氏のアートをありのままに受け入れ感じる「マインドフルネス」の思想が息づいた作品展となっています。
コレクターの思いは様々ですが、高橋のコレクションには現代に息づく現代美術の世界を愛する思いと日本をアートを通じて元気にしたい使命感が脈打って生き生きとした展覧会になっているように感じました。