65オヤジのスタイルブック

新庄劇場

新庄のコトバ

講談社

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日本シリーズが、あっけなく終り。セリーグ優勝の歓喜も新庄選手ひとりにかき消されてしまった。しかし、憎めない、ほんとう良いやつだと思った。

かっこよさの中に、今までにない男気を感じた。
最後の試合。最後の打席の新庄の涙を見て、正直もう、かなわないとドラゴンズの選手もファンも監督も思っただろう。

野球の神様は、52年ぶりの日本一よりも新庄という一選手の引退の花道を一番に選んだのだ。
たぶん神様は、衰退の岐路に立たされた日本のプロ野球の最大の功労者に彼を選び、黄金の道を最後にプレゼントしたのだろう。

新庄は、今でこそ明るいキャラクターだが野球については人知れず悩み苦悩していたに違いない。
阪神時代に野球に絶望しやめようとした彼の姿を知る人は少ないだろう。
その野球にふみとどめさせた人物が、あの野村監督であることも。
選手に愚痴を言う野村監督でさえ、彼のことを悪くは言わない。
むしろ、バッティングをのぞくすべての面で最高のプレヤーと言わしめる。

今回の日本一は、プロ野球再興にとって良い結果だったかもしれない。
新庄が引退した後、どうやってプロ野球を盛り上げていくかを考える絶好の機会だ。

ばかげた話かもしれないが、野球を知らないコミッショナーよりも新庄にコミッショナーにするぐらいの思い切った改革が必要だと感じる。

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