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映画・博士と彼女のセオリー

本年度アカデミー賞主演男優賞に輝いエディ・レッドメイン主演の映画「博士と彼女のセオリー」を鑑賞。

 

現在公開中の天才物理学者ホーキング博士の半生を描き、アカデミー賞の各賞でノミネートされた人気作品を遅まきながら観賞しましたが、その出来栄えに感心することが多い作品でした。

前回紹介したカンバーバッチ主演のホーキングに比べて、その内容の濃さにおいては今回の作品がかなり上回ってます。

今回の作品はアカデミ―賞の主演男優、主演女優、作品、脚色、作曲の5部門でノミネートされただけあって、それぞれに見応えを感じました。

主演の二人、エディ・レッドメインとフェリシティ・ジョーンズは、病が進行していくなかで夫婦の愛を育むことに苦悩する博士と献身的に彼を支えながらも満たされない愛を抱く妻の苦悩を、二人はこの作品の中で常に輝きを放ちながら演じ切っています。

また、天井の装飾、クリームを混ぜた時のコーヒーカップ、星空と花火、クラシック音楽などからホーキング博士の理論を映像と音楽に反映させながら視覚的に理解することができる手法は、宇宙の法則を神秘的にまたロマンティックに表現していて観る人にも容易に理解できるように工夫されています。

間もなく公開終了となる本作。ぜひ映画館のスクリーンで二人の愛を宇宙の広がりと共に味わってほしいです。


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